カネノツヅキ（1984年生、母コウヤマホマレ）
Kaneno Tsuzuki
1984.05.20
カネノツヅキ（1984年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のホープフリーオン（当時12歳）と交配したコウヤマホマレが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）田上牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方48戦10勝2着6回。主な勝ち鞍は1988年の4歳以上400万下。
経歴
デビュー前
新山広道厩舎（名古屋）へ入厩。
2歳（1986年）
9月21日、デビュー戦は井手上慎一騎手を鞍上に据えて、馬体重は474kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフアルコンボーイに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月8日、中1週で迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトファイターに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
11月2日、中3週で迎えた3戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の中日スポ杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。
3歳（1987年）
5月10日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、鞍上は井手上慎一騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエーコーキヤプテンに3馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。
5月24日、中1週で迎えた5戦目は、鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイアナホープから半馬身差の2着に敗北した。
6月7日、中1週で迎えた6戦目は、鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のステツプフオワードに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
7月2日、中3週で迎えた7戦目は、C2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手（5戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセイザンパールに3馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。
7月17日、中1週で迎えた8戦目は、銀河特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井手上慎一騎手（6戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワイドオーカンをクビ差制して優勝
8月23日、中4週で迎えた9戦目は、くすの木特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で井手上慎一騎手（7戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月6日、中1週で迎えた10戦目は、はなの木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で井手上慎一騎手（8戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダウンテツドから2馬身差の2着に敗北した。
9月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の秋の鞍（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で井手上慎一騎手（9戦6勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月11日、中2週で迎えた12戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、東海ジョッキーカップ（中京(地)芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月19日、連闘で迎えた13戦目は、C1（中京(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は内沢信昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
4歳（1988年）
2月28日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。
3月13日、中1週で迎えた15戦目は、五十嵐忠男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。
4月9日、中3週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。
4月23日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
5月7日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の紫野特別（京都芝1600m 外回り 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。
6月12日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐忠男騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて難なく抜け出し、最後は2着のゴールドピネースに3馬身の差をつけて7勝目をマークした。
6月26日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上400万下の十勝岳特別（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。
7月9日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のポプラステークス（札幌ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で五十嵐忠男騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。
7月31日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオホーツクハンデキャップ（札幌ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で五十嵐忠男騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。
5歳（1989年）
6月19日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、フエニックス（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月2日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた24戦目は、フエニックス（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、竹内昭利騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月24日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた26戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内昭利騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月31日、連闘で迎えた27戦目は、宗石大騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月2日、中4週で迎えた28戦目は、別府真司騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
6歳（1990年）
1月7日、中4週で迎えた29戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトシノオーから半馬身差の2着となった。
1月20日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で別府真司騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で別府真司騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月26日、中2週で迎えた32戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で別府真司騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月11日、中1週で迎えた33戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で別府真司騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
3月31日、中2週で迎えた34戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で別府真司騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4月21日、中2週で迎えた35戦目は、北野天洋騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月19日、中3週で迎えた36戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野天洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は別府真司騎手（7戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月30日、中3週で迎えた38戦目は、中尾則行騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1620m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月28日、中3週で迎えた39戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中尾則行騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた40戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1760m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月9日、中7週で迎えた41戦目は、一般B（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月22日、中1週で迎えた42戦目は、一般B（中津ダート1620m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウフウカツラから半馬身差の2着となった。
7歳（1991年）
1月4日、中1週で迎えた43戦目は、一般B（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月20日、中1週で迎えた44戦目は、一般B（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安東章騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月10日、中2週で迎えた45戦目は、一般B（中津ダート1760m 雨/不良）に出走。鞍上は中尾則行騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた46戦目は、奥下一月騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月9日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた47戦目は、一般B（中津ダート1620m 曇/不良）に出走。鞍上は安東章騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月6日、中3週で迎えた48戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーファインドをクビ差制して久々に白星を挙げた。
4月20日、中1週で迎えた49戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったセルナイトからクビ差の2着となった。
4月28日、連闘で迎えた50戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユウキライナーに1馬身半の差をつけて9勝目を奪取した。
5月12日、中1週で迎えた51戦目は、福岡県飛梅賞特別（中津ダート1620m 雨/不良）に出走。鞍上は奥下一月騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月18日、連闘で迎えた52戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノピットに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
5月27日、連闘で迎えた53戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオカノピットから4馬身差の2着に敗北した。
7月6日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた54戦目は、めじろ特別（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は奥下一月騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月21日、中1週で迎えた55戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクリスタルショットに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
8月4日、中1週で迎えた56戦目は、栗崎孝史騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月8日、中4週で迎えた57戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は高砂哲二騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。