テラザホープ（2009年生、母シルキーマニッシュ）

テラザホープ（2009年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時11歳）と交配したシルキーマニッシュが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）見上牧場。戦績は、地方19戦11勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年のエイプリルスター賞(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、見上牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田辺陽一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2012年）

4月13日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったブルーオリンピアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソリッドゴールドに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月4日、中6週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテンションコードに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

9月6日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦の9.20は代々木で!今年で25周年記念（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサナオリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて優勝

9月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の寿美家どんぶりウェルカム賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサイドシルを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

11月9日、中5週で迎えた6戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニチリンローレルに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月7日、中3週で迎えた7戦目は、船橋ファイナル2012（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦5勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のディレクシオンをクビ差振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（2013年）

1月3日、中3週で迎えた8戦目は、初詣特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦6勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキクノエクラに3馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

2月28日、中7週で迎えた9戦目は、アメジストスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦7勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョウエイロブストを驚異的な末脚で半馬身差し切って貫禄の8連勝を決めた。

4月16日、中6週で迎えた10戦目は、エイプリルスター賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のロンドンアイに1馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

5月22日、中4週で迎えた11戦目は、青葉特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（10戦9勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るミラーコロを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて10連勝を達成した。

5歳（2014年）

3月7日、約9か月半の休養明けで迎えた12戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、白富士特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4月17日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、若草特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（11戦10勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカネトシスインガーに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月20日、中4週で迎えた14戦目は、報知新聞皐月杯（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（12戦11勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったジェネラルノブレスを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月13日、中2週で迎えた15戦目は、大磯町特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（13戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

7月8日、中3週で迎えた16戦目は、’14スターライトカップ（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（14戦11勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

6歳（2015年）

2月6日、約7か月の休養明けで迎えた17戦目は、うぐいす賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（15戦11勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったフジノフェアリーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7歳（2016年）

8月24日、約19か月の休養明けで迎えた18戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、綺羅星特別（川崎ダート900m 晴/重）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月7日、中5週で迎えた19戦目は、津久井やまびこ祭り杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。