ノースブラック（2004年生、母クリスクロス）

経歴

デビュー前

当歳のとき、筒井征文から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、筒井征文から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

斉藤敏厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2006年）

6月19日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は499kg。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキンノライチョウをハナ差振り切って初白星を挙げた。

8月10日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のシーサイドスター特別（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月15日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、エアショセットに3/4馬身交わされて2着となった。

12月4日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のシーサイドアイドル特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュミーティア賞（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

3歳（2007年）

1月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の南天特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の駿風スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月9日、中3週で迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の内外タイムス盃（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の爽風スプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったアーツエンクラフツに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の竹筍特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったジェイドロボスに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

6月18日、中6週で迎えた11戦目は、3歳戦の海風スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

7月25日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたミステリーゴット決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月20日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（7戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、キングシュウキチに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月28日、中5週で迎えた14戦目は、仲秋スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（8戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1 C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた16戦目は、秋声スプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったダイワモントレーにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2008年）

3月4日、約3か月の休み明けで迎えた18戦目は、駿麗スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジルヴァンクールを差し切れず、2馬身差の2着となった。

4月2日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったジルヴァンクールに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月28日、中3週で迎えた20戦目は、羊山特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた21戦目は、閃光スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルハチディーヴァを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

6月12日、中4週で迎えた22戦目は、一般B3 C1（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るテイエムヤマサクラを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を手中に収めた。

7月18日、中4週で迎えた23戦目は、薄暮スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月22日、中8週で迎えた24戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、穂波スプリント（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。