シヨノサンワード（1987年生、母ニシマルチヤイナ）

シヨノサンワード（1987年5月15日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のターゴワイス（当時17歳）と交配したニシマルチヤイナが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）庄野牧場。戦績は、地方28戦17勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の新潟グランプリ。

経歴

デビュー前

河内義昭厩舎（新潟）へ入厩。

3歳（1990年）

12月1日、デビュー戦は五十嵐剛紹騎手を鞍上に据えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は486kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロードレコードに約18馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

12月8日、連闘で迎えた2戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンセンサーに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1991年）

1月4日、中3週で迎えた3戦目は、5歳C1（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスイフヨウをハナ差制して制した。

4月30日、中2週で迎えた5戦目は、一般C4（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーポルカに1馬身の差をつけて優勝

5月16日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3（三条ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマカカチドキをクビ差制して優勝

6月9日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で根岸良昌騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレオターボに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月18日、連闘で迎えた8戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で根岸良昌騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマカカチドキに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月30日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、悠久山ハンデ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で根岸良昌騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマカカチドキに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg戻して迎えた10戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で根岸良昌騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセントアクセルに6馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

9月29日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた11戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で根岸良昌騎手（7戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアームステハニーに2馬身半の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

10月10日、中1週で迎えた12戦目は、尾瀬特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で根岸良昌騎手（8戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキクカリユウオーに4馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

11月4日、中3週で迎えた13戦目は、新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で根岸良昌騎手（9戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサキャリアに6馬身の差をつけて10連勝を達成した。

12月8日、中4週で迎えた14戦目は、新潟記念（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で根岸良昌騎手（10戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1992年）

4月9日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、菜の花特別（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で根岸良昌騎手（11戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウントサンシーから2馬身半差の2着に敗北した。

10月31日、約7か月の休み明けで迎えた16戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトロワエデンに2馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

11月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、三面特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた18戦目は、福島潟特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタツバサをアタマ差制して勝利数を14に伸ばす

12月15日、中1週で迎えた19戦目は、新潟・高崎対抗戦（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（12戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1993年）

1月4日、中2週で迎えた20戦目は、松竹梅特別（新潟(地)ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（13戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイルライドオンから半馬身差の2着に敗北した。

4月10日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、八海山特別（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（14戦10勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた22戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で根岸良昌騎手（15戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で根岸良昌騎手（16戦10勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のキンザンムテキに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月29日、中1週で迎えた24戦目は、万代特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で根岸良昌騎手（17戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマウントサンシーに1馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

9月2日、約3か月の休養明けで迎えた25戦目は、かもしか賞（三条ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で根岸良昌騎手（18戦12勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた26戦目は、東港特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で根岸良昌騎手（19戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセントアクセルに1馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

10月4日、中0週で迎えた27戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビックファントムから半馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中3週で迎えた28戦目は、新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（20戦13勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。