ピアスサンデー（1995年生、母ツネノコトブキ）

ピアスサンデー（1995年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のラシアンボンド（当時9歳）と交配したツネノコトブキが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木明広。戦績は、地方28戦5勝2着11回。1997年のサラ・プリンセス特別(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高田勝良厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1997年）

6月19日、デビュー戦は村井栄治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジロ（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノモンスターから4馬身差の2着に敗北した。

9月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から28kg増やして迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリーラスターに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村井栄治騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセイエイマクリに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は村井栄治騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったライデンガールから3/4馬身差の2着となった。

12月30日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のルイボスマケンオーに半馬身の差をつけて雨下の一戦を制した。

3歳（1998年）

1月13日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェリーラスターから1馬身半差の2着となった。

2月1日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村井栄治騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月10日、連闘で迎えた10戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村井栄治騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村井栄治騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーミエブロスから1馬身差の2着となった。

4月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で村井栄治騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で村井栄治騎手（11戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコオテンスーパーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で村井栄治騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したオグリナインワンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月4日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で村井栄治騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエンペラーキャップに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

6月18日、中1週で迎えた16戦目は、3歳オープンのサラ・クイーン特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で村井栄治騎手（14戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月2日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で村井栄治騎手（15戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったマイティダンサーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた18戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（16戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るオクニロマンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

11月25日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（17戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったナムラアスカにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（18戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、クラフティシャルムにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（1999年）

1月11日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村井栄治騎手（19戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたラブユーネネ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

1月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で村井栄治騎手（20戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村井栄治騎手（21戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったキョウエイアッパレに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は村井栄治騎手（22戦4勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（23戦4勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。