ゼンノケイツウ（1998年生、母トツプスクリーン）

ゼンノケイツウ（1998年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミラーズメイト（当時16歳）と交配したトツプスクリーンが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方23戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の一般C5。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

4月22日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5月13日、中2週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた2戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2002年）

2月11日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から38kg戻して迎えた3戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、アントワネットに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月12日、中3週で迎えた4戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月22日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた7戦目は、一般C8 10（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクラセイザンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月3日、中2週で迎えた8戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したミチノヴィーナスに3/4馬身届かず2着となった。

6月21日、中2週で迎えた9戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレッドアイズワンをクビ差振り切って2勝目をマークした。

7月9日、中2週で迎えた10戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったゼータオリオンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で榎伸彦騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったスギノコジローに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中2週で迎えた12戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で榎伸彦騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

9月11日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で榎伸彦騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた15戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた16戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（11戦2勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着を確保した。

12月17日、中2週で迎えた18戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったペリドットビームに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

5歳（2003年）

1月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（15戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で榎伸彦騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

2月17日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた23戦目は、一般B6-9（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で榎伸彦騎手（17戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般B6-9（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で榎伸彦騎手（18戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

4月25日、中6週で迎えた25戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で榎伸彦騎手（19戦2勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。