ファイアーフロート（2006年生、母バーニングウッド）

ファイアーフロート（2006年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「閃光、稲妻」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時11歳）と交配したバーニングウッドが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地20戦7勝2着1回、地方28戦9勝2着4回。2010年の京成杯オータムハンデキャップ(ハンデG3)に勝利した他、2012年の信越ステークス(オープンハンデ)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

11月2日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。17頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に入った。

11月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のエオリアンハープをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2009年）

5月2日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、3歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦1勝）。17頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、6着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1600m 曇/重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではひたひたと前との差を詰めて、最後は2着のメイショウコウセイを3/4馬身振り切って2勝目を手にした。

7月11日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1000万下のサロベツ特別（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したメジロチャンプを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月2日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下の藻岩山特別（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のグラスキングに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

10月4日、中8週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた7戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の秋風ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦2勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1600万下の紅葉ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦皇成騎手（4戦2勝）。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

12月6日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、D.ホワイト騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の2009ゴールデンホイップトロフィー（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のスピリタスを半馬身振り切って4勝目を奪取した。

4歳（2010年）

1月16日、中5週で馬体重を前走からさらに26kg増やして迎えた10戦目は、A.クラストゥス騎手を鞍上に迎えて、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

8月21日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた11戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の長岡ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力でしぶとく粘り込んで、最後は2着のリビアーモをハナ差振り切って休み明け初戦を制した。

9月12日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデG3の京成杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のキョウエイストームをハナ差振り切って重賞初挑戦初制覇を達成した。

5歳（2011年）

2月6日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦2勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

3月26日、中6週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた14戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、六甲ステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

6歳（2012年）

3月25日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた15戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、六甲ステークス（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

8月25日、約5か月の休養明けで迎えた16戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、朱鷺ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデG3の京成杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（3戦2勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、5着を確保した。

10月14日、中4週で迎えた18戦目は、ハンデ戦でオープンの信越ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（4戦2勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のニシノステディーに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

11月25日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、キャピタルステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（5戦3勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に敗れた。

7歳（2013年）

3月31日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、ハンデG3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で津村明秀騎手（6戦3勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

5月11日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、四万十仁井田米特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のザグに2馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

6月1日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、四万十川特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったエプソムアーロンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、地方重賞の園田FCスプリント（園田ダート820m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月25日、中8週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた24戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の建依別賞（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のザグに2馬身の差をつけて9勝目をゲットした。

9月29日、中4週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた25戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

11月4日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた26戦目は、Jpn1のJBCスプリント（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は宮川実騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月28日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた27戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8歳（2014年）

2月2日、中4週で迎えた28戦目は、地方重賞の黒潮スプリンターズカップ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のクリスタルボーイに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

3月18日、中5週で迎えた29戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた30戦目は、地方重賞の御厨人窟賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったエプソムアーロンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中3週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた31戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

6月19日、中6週で迎えた32戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田FCスプリント（園田ダート820m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

7月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、地方重賞のトレノ賞（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のリワードアンクに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月24日、中4週で迎えた34戦目は、地方重賞の建依別賞（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のバーチャルトラックに1馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

9月21日、中3週で迎えた35戦目は、地方重賞の珊瑚冠賞（高知ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（8戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のバーチャルトラックに2馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

11月3日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた36戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、Jpn1のJBCクラシック（盛岡ダート2000m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

12月31日、中7週で馬体重を前走から27kg戻して迎えた37戦目は、地方重賞の高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

9歳（2015年）

2月1日、中4週で迎えた38戦目は、地方重賞の黒潮スプリンターズカップ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた39戦目は、桃の節句特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオオミカミに5馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

3月29日、中3週で迎えた40戦目は、地方重賞の御厨人窟賞（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月4日、中4週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた41戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月7日、中4週で迎えた42戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、麦秋特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、キッズニゴウハンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中5週で迎えた43戦目は、地方重賞のトレノ賞（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

8月30日、中5週で迎えた44戦目は、初秋特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（12戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のブラックバカラに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

9月13日、中1週で迎えた45戦目は、サファイア特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（13戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

10月24日、中5週で迎えた46戦目は、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のリワードアンクに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月23日、中3週で迎えた47戦目は、トパーズ特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（15戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったメイショウパーシーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月20日、中3週で迎えた48戦目は、タンザナイト特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（16戦7勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。