グレートフリオーソ（2020年生、母ラッキーハナチャン）

Great Furioso

2020.03.08

グレートフリオーソ（2020年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「偉大な+父名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフリオーソ（当時16歳）と交配したラッキーハナチャンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は宮内牧場。主な勝ち鞍は2023年の百年の赤松賞(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮内牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、廣松金次によって1,210万円で落札された。

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

12月24日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2023年）

4月15日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

6月17日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

7月20日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、百年の赤松賞（門別ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のローレンアイザックをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

8月30日、中5週で迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったシーガーディアンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた6戦目は、SPAT4ならお得に貯まる賞（門別ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったハッピータイムに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた7戦目は、ポッカレモン100賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスタニングを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて優勝

10月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C22 C31（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のハナレタクナイに1馬身の差をつけて制した。

12月1日、中5週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したテクノダイヤモンドにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月20日、中2週で迎えた10戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のビワ特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のスティールウィルを3/4馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

4歳（2024年）

1月16日、中3週で迎えた11戦目は、推しを探せ!萌え萌え!デジたん記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったテクノダイヤモンドに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

デビュー前

1歳のとき、宮内牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、廣松金次によって1,210万円で落札された。

佐々木功厩舎（船橋）へ入厩。

2月10日、中3週で迎えた12戦目は、馬い!淡路うしろ農園玉ねぎ食べよう（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るハクアイアトムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月5日、中2週で迎えた13戦目は、馬い!完熟八丈島レモン発売記念（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るフークリシャールを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて順当に勝利した。

4月13日、中5週で迎えた14戦目は、アンデルセン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオキサパンパに1馬身半の差をつけて7勝目をつかんだ。