グローリージョン（2001年生、母ダンアイリス）

グローリージョン（2001年6月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラッシングジョン（当時16歳）と交配したダンアイリスが17歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はレースホース牧場（株）。戦績は、中央平地2戦0勝、中央障害23戦0勝2着2回、地方23戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年のサンケイスポーツ賞(一般B3二 C1一ハンデ)。

経歴

デビュー前

長沼正義厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2004年）

5月24日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のヤングバニヤンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のナカノドリームを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

6月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた4戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたラブリーリスリン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月2日、中0週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた7戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の江戸菊特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月12日、中1週で迎えた11戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさざんか特別（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

12月29日、中6週で迎えた12戦目は、3歳戦のプリムラ特別（大井ダート1600m 内回り雪/重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4歳（2005年）

1月19日、中2週で迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンキョウボーイを驚異的な末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

1月31日、中1週で迎えた14戦目は、渋谷区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

3月7日、中4週で迎えた15戦目は、中野区特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の一般C1八 C2三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のミリオンシアトルをアタマ差振り切って4勝目を手に入れた。

4月4日、中1週で迎えた17戦目は、六分儀座特別（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったスピードマンテンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月11日、中4週で迎えた18戦目は、こいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた19戦目は、夏霞特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のボストンガーランドに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月7日、連闘で迎えた20戦目は、アンガールズドリーム賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（7戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた21戦目は、パール賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（8戦3勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のサンケイスポーツ賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で真島大輔騎手（9戦3勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のトネノヒカリに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

7月31日、中2週で迎えた23戦目は、ジュライ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で真島大輔騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月20日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた25戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の境港特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

5歳（2006年）

5月27日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったファインピークから2馬身半差の2着となった。

6月25日、中3週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた29戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた30戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた31戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた32戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（2007年）

1月13日、中4週で迎えた33戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた34戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた35戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月26日、約3か月半の休み明けで迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月8日、中5週で迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた38戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月8日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた39戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサムライジョーイから5馬身差の2着となった。

10月8日、中3週で迎えた40戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で水出大介騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月11日、中4週で迎えた41戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は4戦連続で水出大介騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。

11月23日、中1週で迎えた42戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で水出大介騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7歳（2008年）

7月5日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた43戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた44戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた45戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8歳（2009年）

1月18日、約4か月半の休み明けで迎えた46戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた47戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で浜野谷憲尚騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月29日、中4週で迎えた48戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は水出大介騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。