メイショウキョウジ（2015年生、母アルペンローズ）

メイショウキョウジ（2015年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+矜持、プライド」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時14歳）と交配したアルペンローズが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。2020年の北九州短距離ステークス(オープン)で2着に入った他、2021年の北九州短距離ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

3月31日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入った。

4月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月3日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

7月28日、中7週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、リリカルドリームに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は藤岡佑介騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

10月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のレディアントデイズをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた9戦目は、ゲッカビジン賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のブライアントピースに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月28日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。

4歳（2019年）

1月19日、中2週で迎えた11戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ライトオンキューに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

2月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の鞍ケ池特別（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、アンノートルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

7月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた14戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシトラスノート決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマルカテノールに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

8月25日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの別府特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したエムティアンにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月6日、中5週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したエイティーンガールに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月27日、中2週で迎えた18戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの壬生特別（京都芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったメジェールスーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2020年）

1月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラスの巌流島特別（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（5戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒロイックアゲンに1馬身3/4の差をつけて優勝

2月16日、中3週で迎えた20戦目は、北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は松若風馬騎手（2戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたシヴァージ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月31日、中5週で迎えた21戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの船橋ステークス（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のビリーバーをクビ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

4月12日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦でオープンの春雷ステークス（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

7月19日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、福島テレビオープン（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

8月23日、中4週で迎えた24戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のテレビ西日本賞北九州記念（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた25戦目は、G2の産経賞セントウルステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

11月15日、中8週で迎えた26戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのオーロカップ（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。17頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた27戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、ラピスラズリステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

6歳（2021年）

2月14日、中9週で迎えた28戦目は、北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（6戦1勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

2月28日、中1週で迎えた29戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、G3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

4月11日、中5週で迎えた30戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの春雷ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

7月18日、約3か月半の休み明けで迎えた31戦目は、福島テレビオープン（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に敗れた。

8月22日、中4週で迎えた32戦目は、ハンデG3のテレビ西日本賞北九州記念（小倉芝1200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

10月9日、中6週で迎えた33戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの夕刊フジ杯オパールステークス（阪神芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

7歳（2022年）

1月8日、約3か月の休養明けで迎えた34戦目は、すばるステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月10日、約9か月の休養明けで迎えた35戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月29日、中2週で迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8歳（2023年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた37戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月18日、中4週で迎えた38戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森一馬騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月16日、中7週で迎えた39戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森一馬騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた40戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で森一馬騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた41戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森一馬騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9歳（2024年）

1月13日、約8か月の休養明けで迎えた42戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森一馬騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったベレヌスから5馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中3週で迎えた43戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で森一馬騎手（8戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーベルントから3馬身差の2着に敗北した。

3月2日、中2週で迎えた44戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で森一馬騎手（9戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月20日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた45戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で森一馬騎手（10戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のガイフウカイセイに2馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

6月15日、中7週で迎えた46戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝3170m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で森一馬騎手（11戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。