フリークジェンヌ（2007年生、母アンダーツリー）

フリークジェンヌ（2007年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女の子」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時13歳）と交配したアンダーツリーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木下牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方20戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の一般C9。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木下牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉永清美によって294万円で落札された。

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

2月28日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は426kg。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

4月18日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

6月18日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月9日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた4戦目は、橋本建設特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた5戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、ホークス杯（企）（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったラバーズトウショウから1馬身半差の2着となった。

10月1日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、荒尾ふれあい朝市会賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアルブラフォンテンに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた9戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（6戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクンチャンに3/4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

12月10日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた13戦目は、除夜の鐘特選（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（8戦2勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2011年）

2月10日、中5週で迎えた14戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（9戦2勝）。4頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートハートに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

3月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（10戦3勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた16戦目は、高松くん退職おつかれ様記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（11戦3勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のネヴァオーケストラに1馬身の差をつけて制した。

4月30日、中5週で迎えた17戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（12戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた18戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（13戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で田中純騎手（14戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーシャンハートから1馬身半差の2着に敗北した。

6月30日、中2週で迎えた20戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で田中純騎手（15戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のロドリゴボスに3/4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

7月29日、中3週で迎えた21戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で田中純騎手（16戦5勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月23日、中7週で迎えた22戦目は、荒尾競馬の決め手杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田中純騎手（17戦5勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。