ダモンデ（2015年生、母フクシア）

経歴

デビュー前

1歳のとき、上山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、尾崎智大によって378万円で落札された。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2017年）

4月18日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーフレッシュチャレンジ競走（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月29日、中9週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイッチョウに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、フォローユアハートに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のソトコマタを半馬身振り切って制した。

8月29日、中3週で迎えた5戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの日商プロパン石油特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ミスターバッハに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のイノセントカップ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

11月12日、中4週で迎えた8戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳M1の南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマッドドッグを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

3歳（2018年）

1月17日、中8週で迎えた9戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアジュディミツオー・メモリアル（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のフリオーソ・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンの’18雲取賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた12戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクラシックトライアル（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

5月2日、中7週で迎えた13戦目は、3歳戦の稲苗月特別（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

5月30日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた15戦目は、桔梗特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のブルーフォースをクビ差振り切って雨中の戦いを制した。

7月5日、中2週で迎えた16戦目は、地方重賞のグランシャリオ門別スプリント（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳M2のハヤテスプリント（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したアヴァレソーにハナ差届かず2着となった。

8月14日、中2週で迎えた18戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた19戦目は、北海道馬主会日高馬主振興会特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた20戦目は、様似町アポイ山荘特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた21戦目は、ヤマモミジ特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したネイチャーキングに半馬身届かず2着となった。

11月8日、中3週で迎えた22戦目は、カトレア特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

4歳（2019年）

4月18日、約5か月半の休養明けで迎えた23戦目は、水芭蕉特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のサクラヘラクレスを半馬身振り切って休養明け初戦をモノにした。

5月9日、中2週で迎えた24戦目は、水仙特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

5月22日、中1週で迎えた25戦目は、リボンシトロン110周年で賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山本咲希到騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るリンノストーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月19日、中3週で迎えた26戦目は、復興支援ありがとう特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るトドイワガーデンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて順当に勝利した。

7月4日、中1週で迎えた27戦目は、うらかわ馬フェスタ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のプロディジャスに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月31日、中3週で迎えた28戦目は、エピファネイア・プレミアム（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた30戦目は、北海道馬主会日高馬主振興会特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた31戦目は、Aiba札幌駅前一周年記念特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスティールティアラを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

10月8日、中1週で迎えた32戦目は、地方重賞の道営スプリント（ファインニードル（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（9戦4勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

11月7日、中3週で迎えた33戦目は、オルフェーヴル・プレミアム（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（10戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5歳（2020年）

1月11日、中8週で迎えた34戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の七福神スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

2月14日、中4週で迎えた35戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のバレンタインスプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したバーミンガムを差し切れず、1馬身差の2着となった。

3月14日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の今年の花見はHANA・BIYORI!（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったケンガイアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の漫波スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバーミンガムを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月7日、中4週で迎えた38戦目は、エメラルドスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のエフェルヴェソンスをクビ差振り切って10勝目を達成した。

5月22日、中1週で迎えた39戦目は、スポーツ報知賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた40戦目は、ベースボールスプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

7月22日、中4週で迎えた41戦目は、ハンデ戦のラベンダースプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた42戦目は、新涼スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のノーモアゲームを3/4馬身振り切って勝利数を11に伸ばす

10月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた43戦目は、たまごかけごはんスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2021年1月21日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。