ルチルクォーツ（2018年生、母ウェルカミング）

ルチルクォーツ（2018年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時9歳）と交配したウェルカミングが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。2024年のスプリント特別(一般)を連覇した他、2024年のハヤテ特別(一般)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、下河辺牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2020年）

7月16日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したマナカフナにクビ差届かず2着となった。

8月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったリュウノメアリーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のホクレン丸賞（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスティールフェスタに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月22日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の日高町フルーツほおずき賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマノプリティーを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切ってファンの期待に応えた。

10月6日、中1週で迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのトルマリン特別（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ10（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンのトパーズ特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

12月22日、中6週で迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

3歳（2021年）

1月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の2021浦和開幕福始め賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く粘り続けて、最後は2着のミスターウラノフをアタマ差振り切って制した。

2月3日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシェナブライトにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月25日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったレスポンデールに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月1日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

6月16日、中1週で迎えた15戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、見返り美人特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、モンストルオーソに交わされて4馬身差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた16戦目は、ルビー特別（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたヨドノオーシャン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中2週で迎えた17戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワークアンドビートを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月9日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦の馬い!?はつうみ卵サンサンエッグ記念（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた19戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の向日葵特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

12月24日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、クリスマスイヴ特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

4歳（2022年）

1月17日、中2週で迎えた21戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、初見月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

1月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、雪化粧特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は福原杏騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

2月21日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた23戦目は、ハンデ戦の初音特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったモリデンアローに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月17日、中2週で迎えた24戦目は、桜月特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた25戦目は、零れ桜特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で福原杏騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

4月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、夏初月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で福原杏騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月24日、中3週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた27戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた28戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、M2の早池峰スーパースプリント（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた29戦目は、鳳仙花特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた30戦目は、M2の岩鷲賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、OROターフ特別（盛岡芝1000m 小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた32戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月16日、中1週で迎えた33戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、Jpn3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた34戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、弘南鉄道乗りにいきま賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、マルゼンスターに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のヤーラシカに4馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

10月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したトルマリにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月16日、中1週で迎えた37戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、エメラルドピンク賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったベストフィーチャーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月15日、中3週で迎えた38戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた39戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のグランエスポワールに1馬身1/4の差をつけて6勝目を奪取した。

5歳（2023年）

5月2日、約5か月の休み明けで迎えた40戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したセイシークエンスにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月15日、中1週で迎えた41戦目は、ラナンキュラス賞（盛岡ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

6月25日、中5週で迎えた42戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた43戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

7月23日、中1週で迎えた44戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のプリンスチャームを半馬身振り切って7勝目を獲得した。

8月6日、中1週で迎えた45戦目は、マラカイト賞（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた46戦目は、秋桜賞（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた47戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

11月7日、中8週で迎えた48戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のセイシークエンスに3馬身の差をつけて優勝

11月26日、中2週で迎えた49戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木志音騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた50戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木志音騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6歳（2024年）

3月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた51戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木志音騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた52戦目は、春分特別（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた53戦目は、若草特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた54戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（11戦2勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた55戦目は、ハヤテ特別（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（12戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月11日、中1週で迎えた56戦目は、撫子特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイセイメガロスを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて9勝目を奪取した。

6月25日、中1週で迎えた57戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（14戦3勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のレディブラウンに3馬身の差をつけて制した。

デビュー前

2歳のとき、下河辺牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

菅原右吉厩舎（岩手）へ入厩。

7月9日、デビュー戦は陶文峰騎手を鞍上に据えて、M2の岩鷲賞（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月14日、中6週で迎えた58戦目は、Jpn3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木志音騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた59戦目は、白露特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（15戦4勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマツリダワールドを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

9月29日、中1週で迎えた60戦目は、牝馬限定M3のヴィーナススプリント（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（16戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた61戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（17戦5勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた62戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木志音騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のレディブラウンに1馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

11月10日、中1週で迎えた63戦目は、M2の絆カップ（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（18戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。