シュアリーサクセス（1998年生、母スイートバーデン）

シュアリーサクセス（1998年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時10歳）と交配したスイートバーデンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は赤坂光夫。戦績は、中央平地6戦0勝、地方26戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2。

経歴

デビュー前

2歳のとき、バレンシアから「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、山岡廻治によって1,680万円で落札された。

中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

7月16日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3歳（2001年）

7月7日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた2戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

8月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のセプテンバーシリーズ第2戦（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月15日、中0週で迎えた6戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で畑端省吾騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4歳（2002年）

6月25日、約9か月の休み明けで迎えた8戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のビートアローに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月18日、中2週で迎えた9戦目は、一般D2-2（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキリアリズムから半馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた10戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般D1-7（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた11戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、一般D1-6（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアストロブレイドに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月14日、中4週で迎えた12戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイティプリンセスから2馬身半差の2着に敗北した。

9月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオパールノユメに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

10月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた15戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラクルタカトモから1馬身半差の2着に敗北した。

11月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったバトールハーンから1馬身半差の2着に敗北した。

12月15日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5歳（2003年）

1月5日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた22戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、Dr.コパ誕生日記念（第3戦）（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のクラマイシャトルに3/4馬身の差をつけて制した。

5月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月25日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエクセレントケンから3馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中2週で迎えた25戦目は、サクラマス特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡邊一道騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡邊一道騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノエイムからアタマ差の2着に甘んじた。

7月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で渡邊一道騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた29戦目は、石田誠記念（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグルームジュエルに5馬身の差をつけて制した。

8月16日、中2週で迎えた30戦目は、白鷺特別（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた31戦目は、ポンコツ野郎Aチーム記念（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。