グラッチェナムラ（1991年生、母ショウエイスズラン）
Grazie Namura
1991.03.25
グラッチェナムラ（1991年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のパーフライト（当時10歳）と交配したショウエイスズランが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）福満牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方52戦19勝2着9回。主な勝ち鞍は1994年の中津ダービー。
経歴
デビュー前
加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1993年）
6月13日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。
6月20日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に終わった。
7月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で横山義行騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。
9月26日、中7週で迎えた6戦目は、小林秀昭騎手を鞍上に迎えて、3歳（中津ダート1180m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノノースマンから3馬身差の2着に敗北した。
10月10日、中1週で迎えた7戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、3歳（中津ダート1180m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノノースマンから2馬身差の2着に敗北した。
11月28日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高砂哲二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバービートに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
12月20日、中2週で迎えた9戦目は、2歳戦の若駒特別（中津ダート1620m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤコーウンに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
3歳（1994年）
1月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林秀昭騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトエンデバーに4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。
1月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林秀昭騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタニュートップから1馬身半差の2着に敗北した。
1月24日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林秀昭騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタニュートップからクビ差の2着に甘んじた。
1月31日、連闘で迎えた13戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林秀昭騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキノイナズマに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。
2月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林秀昭騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキノイナズマから半馬身差の2着に敗北した。
3月6日、中2週で迎えた15戦目は、みどり賞特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林秀昭騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキノイナズマから1馬身差の2着となった。
3月14日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で小林秀昭騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルマツリッチに1馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。
4月11日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林秀昭騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトップキヨヒサに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4月18日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で小林秀昭騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のファニーエンドレスに2馬身の差をつけて7勝目を挙げた。
5月4日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の北海道産（中津ダート1620m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で小林秀昭騎手（11戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小林秀昭騎手（12戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワカゾノヒーローに8馬身の差をつけて8勝目を収める
5月23日、連闘で迎えた21戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小林秀昭騎手（13戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジナミオーに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
6月26日、中4週で迎えた22戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のナベシヨウグンに8馬身の差をつけて優勝
7月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（14戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキングスフェローに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
7月31日、中2週で迎えた24戦目は、3歳戦の中津ダービー（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林秀昭騎手（15戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカゲノキングに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
8月15日、中1週で迎えた25戦目は、ひまわり特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林秀昭騎手（16戦10勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月10日、中3週で迎えた26戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、英彦山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月23日、中1週で迎えた27戦目は、秋分特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（17戦10勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月15日、中2週で迎えた28戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林秀昭騎手（18戦10勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた29戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒンドコールに3馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす
12月10日、中5週で迎えた30戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月24日、中1週で迎えた31戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4歳（1995年）
1月1日、連闘で迎えた32戦目は、門松特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（19戦10勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のラシアンルーレットに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
1月21日、中2週で迎えた33戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林秀昭騎手（20戦11勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒンドコールに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
2月4日、中1週で迎えた34戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒンドコールからクビ差の2着に甘んじた。
2月18日、中1週で迎えた35戦目は、スポニチ杯（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（21戦12勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月4日、中1週で迎えた36戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林秀昭騎手（22戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユーワエースに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
3月19日、中1週で迎えた37戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林秀昭騎手（23戦13勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月9日、中2週で迎えた38戦目は、一般B（中津ダート1760m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林秀昭騎手（24戦13勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジョープレジャーに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4月24日、中1週で迎えた39戦目は、スプリングカップ（中津ダート1760m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林秀昭騎手（25戦14勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月4日、中0週で迎えた40戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林秀昭騎手（26戦14勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったザオウジョオーから5馬身差の2着となった。
5月27日、中2週で迎えた41戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、西日本スポ杯（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイスズフォーリッドからクビ差の2着となった。
7月17日、中6週で迎えた42戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（27戦14勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた43戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、サマーカップ（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた44戦目は、中津記念（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は櫻木英喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月4日、中2週で迎えた45戦目は、セプテンバー特別（中津ダート1760m 晴/重）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（28戦14勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月4日、約3か月の休み明けで迎えた46戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は矢野久美騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサーキットレースに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月18日、中1週で迎えた47戦目は、寒椿特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野久美騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（1996年）
1月3日、中1週で迎えた48戦目は、中津大賞典（中津ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（29戦14勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月22日、中2週で迎えた49戦目は、ウインターカップ（中津ダート1760m 曇/重）に出走。鞍上は矢野久美騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月5日、中1週で迎えた50戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野久美騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月11日、中4週で迎えた51戦目は、豊後特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野久美騎手（5戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月15日、中4週で迎えた52戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野久美騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーキャプテンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
5月6日、中2週で迎えた53戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野久美騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月26日、中2週で迎えた54戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野久美騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月9日、中1週で迎えた55戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は櫻木英喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月8日、中3週で迎えた56戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 雨/不良）に出走。鞍上は矢野久美騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月23日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた57戦目は、豊の国賞特別（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は櫻木英喜騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。