エスエヌハヤテ（2001年生、母フジノワイドスルー）

エスエヌハヤテ（2001年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時22歳）と交配したフジノワイドスルーが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）カネツ牧場。戦績は、地方49戦6勝2着9回。2004年のオパールカップ(地方重賞)に勝利した他、2004年の不来方賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カネツ牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、岩手県馬主会によって472.5万円で落札された。

千葉博厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2003年）

5月25日、デビュー戦は山崎進騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャンハイジャパンから1馬身1/4差の2着となった。

6月23日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山崎進騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月4日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったバニラパフュームから4馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンヒルハヤテに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月25日、中5週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

12月31日、中9週で迎えた6戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、2歳A1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（2004年）

4月3日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦のやまびこ賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のダイヤモンドカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の岩鷲賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のサマーカップ（水沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマツリダブロッコをハナ差制して1着ゴールを果たした。

8月1日、中5週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハーディスに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた14戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の阿久利黒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた15戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、初夢賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツリダタロウから1馬身差の2着となった。

4月11日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルレアールを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を獲得した。

5月5日、中2週で迎えた18戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた19戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた20戦目は、姫神賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルレアールを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で迎えた22戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニッショウウララに2馬身の差をつけて優勝

9月12日、中7週で迎えた23戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（13戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた24戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（14戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニッショウウララを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

10月23日、中1週で迎えた25戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（15戦4勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゲイリーエクシードを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた26戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（16戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヤマヨダイナミックを半馬身振り切って優勝

11月19日、中1週で迎えた27戦目は、駒ヶ岳賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた28戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5歳（2006年）

1月13日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた29戦目は、ガーネット特別（船橋ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

2月9日、中3週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた30戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般B2 B3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月17日、連闘で迎えた31戦目は、ハンデ戦の駿麗特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったマルハチクラスターに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月22日、約7か月の休養明けで迎えた32戦目は、ハンデ戦の真葛特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた33戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、秩父湖特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデ戦のハロウィーン特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の三里塚特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったブックオブケルズに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6歳（2007年）

2月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた36戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、東風特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

3月9日、中3週で迎えた37戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、麗特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた38戦目は、桜草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の爽春特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったラブイズゴールドに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月1日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の昇竜特別（船橋ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた41戦目は、ダリア特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた42戦目は、末広特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦0勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた43戦目は、一般B3二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月25日、中8週で迎えた44戦目は、ハロウィーン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月21日、中7週で迎えた45戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、グッドラック特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

7歳（2008年）

1月11日、中2週で迎えた46戦目は、花信風特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

1月21日、中0週で迎えた47戦目は、ハンデ戦のジャニュアリー特別（浦和ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月8日、中2週で迎えた48戦目は、一般B3二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で江川伸幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3月6日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた49戦目は、一般B3三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江川伸幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。