ルペールノエル（2010年生、母サンタママ）

ルペールノエル（2010年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「サンタクロース（仏）。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時7歳）と交配したサンタママが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場。2016年、2017年と中山大障害(JG1)で2回3着に入った他、2018年の京都ハイジャンプ(JG2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、大典牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場され、ユニオンオーナーズクラブによって1,827万円で落札された。

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,625万円（5.25万×500口）で一口馬主が募集された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

4月14日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

5月4日、中2週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ7着に沈んだ。

7月21日、中6週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

8月11日、中2週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

9月21日、中5週で迎えた6戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

4歳（2014年）

6月21日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で白浜雄造騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のプロフェッサーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月30日、中5週で迎えた11戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2015年）

7月4日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた13戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高田潤騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサナシオンから1馬身3/4差の2着となった。

9月26日、中4週で迎えた15戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高田潤騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（2016年）

7月23日、約10か月の休み明けで迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高田潤騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高田潤騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウオヤシオに1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

11月19日、約3か月の休み明けで迎えた18戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で高田潤騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったサナシオンから3馬身差の2着となった。

12月23日、中4週で迎えた19戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で高田潤騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2017年）

3月5日、中9週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で高田潤騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカプレストをハナ差制して制した。

4月15日、中5週で迎えた21戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は11戦連続で高田潤騎手（10戦2勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月27日、中5週で迎えた22戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高田潤騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月16日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で高田潤騎手（12戦2勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアップトゥデイトから6馬身差の2着となった。

12月23日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は14戦連続で高田潤騎手（13戦2勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。3着に入った。

8歳（2018年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で高田潤騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた26戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は16戦連続で高田潤騎手（15戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた27戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で高田潤騎手（16戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスターサムソンから5馬身差の2着に敗北した。

10月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で高田潤騎手（17戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月22日、中9週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた29戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 小雨/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は19戦連続で高田潤騎手（18戦2勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9歳（2019年）

3月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた30戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で高田潤騎手（19戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月13日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた31戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は21戦連続で高田潤騎手（20戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月9日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた32戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で高田潤騎手（21戦2勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったディライトフルから5馬身差の2着となった。

12月21日、中5週で迎えた33戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は23戦連続で高田潤騎手（22戦2勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

10歳（2020年）

3月20日、約3か月の休養明けで迎えた34戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で高田潤騎手（23戦2勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。3着に入った。

5月16日、中7週で迎えた35戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 雨/重）に出走。鞍上は25戦連続で高田潤騎手（24戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、約4か月の休養明けで迎えた36戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、J・G3の阪神ジャンプステークス（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。