トーセンスターダム（2011年生、母アドマイヤキラメキ）
Tosen Stardom
2011.03.14
トーセンスターダム（2011年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋スターの座」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時9歳）と交配したアドマイヤキラメキが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地14戦5勝、海外15戦2勝。2017年のエミレーツステークス(豪・G1)に勝利した他、2017年、2018年とフューチュリティステークス(豪・G1)で2回2着に入るなど、G1級競走2勝を含む重賞4勝を挙げた。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 29戦7勝 [7-4-1-17/29]
- 総賞金国内
- 1億2,975万円
- 生年月日
- 2011年3月14日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 黒鹿毛
- 厩舎
- 池江泰寿栗東
- 馬主
- 島川隆哉
- 生産者
- ノーザンファーム
- セール落札価格
- 2億6,250万円
セレクトセール サラブレッド 1歳
- 抹消情報
- 中央：2016年4月9日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Sir Gallahad＝Quatre Bras | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Northern Dancer | 5×4*5 | 12.5% |
| 牡 | Turn-to | 5*7×7 | 4.68% |
| 牡 | Mahmoud | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Native Dancer | 7×6*6*7*7 | 5.46% |
| 牡 | Nearco | 7*7×6*7 | 3.9% |
| 牡 | Hyperion | 7*7×6*7 | 3.9% |
| 牡 | Princequillo | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Court Martial | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Blue Larkspur | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Blenheim | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Mr. Prospector | 4*5 | 9.37% |
| 牡M | Nasrullah | 7*7*7 | 2.34% |
| 牝 | Almahmoud | 5*7×6*7 | 6.25% |
| 牝 | Pocahontas | 5×6 | 4.68% |
| 牝 | Lady Angela | 7×5*6*7 | 6.25% |
| 牝 | Somethingroyal | 7×6 | 2.34% |
| 牝 | Selene | 7×7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 9-a
レース成績
経歴
デビュー前
1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、島川隆哉によって2億6,250万円で落札された。
池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2013年）
10月20日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り 雨/重）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリバーソウルを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。
11月23日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンの京都2歳ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るアグネスドリームを鮮烈な末脚でアタマ差だけ差し切って断然人気に応えた。
3歳（2014年）
2月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳G3のきさらぎ賞（京都芝1800m 外回り 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るバンドワゴンを鮮やかな末脚でアタマ差だけ差し切って重賞初挑戦初制覇を達成した。
4月20日、中9週で迎えた4戦目は、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦3勝）。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず最後はバウンスシャッセと並んで11着同着となった。
6月1日、中5週で迎えた5戦目は、3歳G1の日本ダービー（東京優駿）（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武豊騎手（4戦3勝）。17頭立ての5番人気で大外17番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて16着に敗れた。
9月28日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳G2の神戸新聞杯（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武豊騎手（5戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。
10月26日、中3週で迎えた7戦目は、3歳G1の菊花賞（京都芝3000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武豊騎手（6戦3勝）。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。
12月13日、中6週で迎えた8戦目は、ハンデG3のチャレンジカップ（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で武豊騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のデウスウルトをクビ差振り切って2つ目の重賞タイトルを奪取した。
4歳（2015年）
3月21日、T.ベリー騎手を鞍上に迎えて、G1のランヴェットステークス（オーストラリア・ローズヒル芝2000m）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったContributerから1馬身1/4差の2着に敗北した。
4月11日、G1のクイーンエリザベスステークス（オーストラリア・ロイヤルランドウィック芝2000m）に出走。鞍上は2戦連続でT.ベリー騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（8戦4勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。
10月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、G2の毎日王冠（東京芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。
11月1日、中2週で迎えた13戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、カシオペアステークス（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のダノンメジャーをクビ差振り切って順当に勝利した。
11月22日、中2週で迎えた14戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。
5歳（2016年）
1月5日、中5週で迎えた15戦目は、ハンデG3の京都金杯（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（9戦4勝）。17頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。
2月7日、中4週で迎えた16戦目は、F.ベリー騎手を鞍上に迎えて、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。
9月3日、G2のダトタンチンナムステークス（オーストラリア・ムーニー バレー芝1600m）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
6歳（2017年）
2月25日、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、G1のフューチュリティステークス（オーストラリア・コーフィールド芝1400m）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったBlack Heart Bartからハナ差の2着となった。
3月18日、G2のブレイミーステークス（オーストラリア・フレミントン芝1600m）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったPalentinoから3馬身1/4差の2着に敗れた。
8月19日、11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月2日、B.シン騎手を鞍上に迎えて、G1のメムジーステークス（オーストラリア・コーフィールド芝1400m）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月1日、ハンデG1のサールパートクラークステークス（オーストラリア・コーフィールド芝1400m）に出走。鞍上は2戦連続でB.シン騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月14日、18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。最後は、2着のSovereign Nationに1馬身の差をつけて待望のG1初制覇を果たした。
11月4日、ハンデG1のケネディーマイル（オーストラリア・フレミントン芝1600m）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月11日、G1のエミレーツステークス（オーストラリア・フレミントン芝2000m）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のHappy Clapperに1馬身半の差をつけて2つ目のG1タイトルを手中に収めた。
7歳（2018年）
2月10日、G1のC.F.オーアステークス（オーストラリア・コーフィールド芝1400m）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。11着に敗れた。
2月24日、G1のフューチュリティステークス（オーストラリア・コーフィールド芝1400m）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレイブスマッシュから3/4馬身差の2着となった。
3月17日、G2のブレイミーステークス（オーストラリア・フレミントン芝1600m）に出走。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月7日、ハンデG1のドンカスターマイル（オーストラリア・ロイヤルランドウィック芝1600m）に出走。鞍上はC.ウィリアムズ騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。15着に終わった。