フォラステロ（2019年生、母ショコラヴェリーヌ）

フォラステロ（2019年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時16歳）と交配したショコラヴェリーヌが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方1戦1勝。2021年の’21ジェムストーン賞に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

7月28日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフレーシアを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月7日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、勝ったシルトプレにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中7週で迎えた3戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフィネスクチュールを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月17日、中1週で迎えた4戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳S1のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のひばり特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたエスポワールガイ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンの’21ジェムストーン賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミゲルを上がり1位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

3歳（2022年）

3月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

11月16日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに22kg増やして迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、晩秋賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた9戦目は、トゥインクルナイト賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、L-WING賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

4歳（2023年）

1月27日、中3週で迎えた11戦目は、睦月賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るウインヒストリオンを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

2月24日、中3週で迎えた12戦目は、如月賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

3月6日、中0週で迎えた13戦目は、スプリングタイム賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月5日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、一般B1三 B2三（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

7月12日、中4週で迎えた15戦目は、BSイレブン賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた16戦目は、スターマイン賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた17戦目は、R.クアトロ騎手を鞍上に迎えて、ペリドット賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた18戦目は、サファイア賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続でR.クアトロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。