グリセーヌキング（1998年生、母ガッサンスキー）

グリセーヌキング（1998年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシアトルダンサーⅡ（当時14歳）と交配したガッサンスキーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐藤牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方16戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

4月29日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

7月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた4戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず14着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた7戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキービクトリーから2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2002年）

3月16日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルファサミットから1馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中0週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョーショートンから2馬身差の2着となった。

4月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（4戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルファサミットから半馬身差の2着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中隆仁騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビープラウドをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

10月1日、約5か月の休み明けで迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中隆仁騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた14戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノオオアラシをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

11月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスアカシアをハナ差制して3勝目を収める

11月12日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2003年）

1月3日、中5週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（10戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリマスコットに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月15日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（11戦3勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月4日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイウンハナビから3馬身差の2着となった。

2月22日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアイティーラビットに1馬身半の差をつけて5勝目を収める

3月18日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。