アンサーザベル（2005年生、母マサプラーナ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、村上牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、村上牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ノースヒルズマネジメントによって546万円で落札された。

松代真厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2007年）

8月22日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマクロラファールに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月10日、中6週で迎えた2戦目は、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のエーヴィスシステムズ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、グレートイースタンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のジュメイラビーチカップ（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3歳（2008年）

1月10日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、3歳戦の駿風スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスパロービートを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

2月4日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったスパロービートに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月7日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったスパロービートに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月2日、中3週で迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の竹筍特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい5着に終わった。

9月26日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、秋風スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったスパロービートに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたベルモントリニア決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

11月21日、中3週で迎えた11戦目は、一般B3 C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したマルハチディーヴァにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月8日、中1週で迎えた12戦目は、ケンタウルス特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた13戦目は、スカパー!賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したジーエススナッピーに半馬身届かず2着に敗北した。

4歳（2009年）

1月9日、中0週で迎えた14戦目は、風波スプリント（船橋ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のスパイシーに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

2月2日、中2週で迎えた15戦目は、疾風スプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月13日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた16戦目は、ハンデ戦のアメジスト特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月3日、中6週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた17戦目は、桜波スプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

4月28日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた18戦目は、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で御神本訓史騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

6月24日、中7週で迎えた19戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ロマンティックナイト賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

8月4日、中5週で迎えた20戦目は、一般B3 C1（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（9戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

9月22日、中6週で迎えた21戦目は、穂波スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

10月15日、中2週で迎えた22戦目は、マルチサドル特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

11月27日、中5週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の深秋特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイワデリンジャーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2010年）

7月21日、約8か月の休養明けで迎えた24戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、薄暮スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた25戦目は、新涼スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた26戦目は、一般B3 C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた27戦目は、ハーベストムーン賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマトリックストートをアタマ差振り切って5勝目をつかんだ。

10月26日、中2週で迎えた28戦目は、オパールスター賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

11月25日、中3週で迎えた29戦目は、マルチサンド特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の師走特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のバトルファイターをクビ差振り切って6勝目を手中に収めた。

6歳（2011年）

1月14日、中2週で迎えた31戦目は、端月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（10戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るバトルファイターを途轍もない末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

2月10日、中3週で迎えた32戦目は、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（12戦4勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4月26日、中6週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の春紫苑特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で真島大輔騎手（13戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るツキノテンシを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って制した。

6月3日、中4週で迎えた35戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の緑風特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた36戦目は、ロマンティックナイト賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（14戦5勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月9日、中5週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の葉月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（15戦5勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた38戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の長月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。