マーキュリーエル（1985年生、母フラワーレコード）

マーキュリーエル（1985年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサーペンフロ（当時14歳）と交配したフラワーレコードが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は合名会社社台牧場。戦績は、中央平地52戦3勝2着2回、地方7戦1勝2着3回。1991年の関越ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

1月5日、デビュー戦は関口睦介騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で関口睦介騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

2月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関口睦介騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関口睦介騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

5月14日、中8週で迎えた6戦目は、田中清隆騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のダイセイジンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

6月5日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳400万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中清隆騎手（2戦1勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアミーシルキーに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

7月9日、中2週で迎えた9戦目は、4歳400万下のほおずき賞（福島芝2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中清隆騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月7日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオーガストステークス（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中清隆騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月28日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上900万下の苗場特別（新潟ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で田中清隆騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月10日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の麒麟山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中清隆騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳G2のセントライト記念（新潟芝2200m 外回り雨/不良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で田中清隆騎手（7戦2勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月22日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の南武特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中清隆騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、岡山定夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のみちのく特別（福島芝2600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は田中清隆騎手（9戦2勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったラビアングラスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

4歳（1989年）

1月5日、中5週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の成田特別（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるフォスターヒーローに3/4馬身届かず2着に敗北した。

1月29日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の銀蹄賞（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中清隆騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた19戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の金蹄賞（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中清隆騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアジヤボーイに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

8月27日、中4週で迎えた22戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の赤倉特別（新潟ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

9月17日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の上総特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中清隆騎手（13戦3勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

10月15日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手（14戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5歳（1990年）

1月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、5歳以上900万下の成田特別（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中清隆騎手（15戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

2月17日、中5週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下の金蹄賞（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中清隆騎手（16戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

7月8日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の彦星賞（福島ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

11月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた29戦目は、関野弘行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋明騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

6歳（1991年）

1月7日、中2週で迎えた31戦目は、5歳以上900万下の成田特別（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月26日、中2週で迎えた32戦目は、5歳以上900万下の銀蹄賞（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の早春賞（東京ダート1600m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた34戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋明騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入った。

3月17日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の白井特別（中山ダート1800m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田中剛騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月30日、中1週で迎えた36戦目は、5歳以上900万下の勝浦特別（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた37戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋明騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月23日、中9週で迎えた38戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 小雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は岡山定夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月18日、中7週で迎えた39戦目は、関越ステークス（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月8日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡山定夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の上総特別（中山ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は柴田政人騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月2日、中5週で迎えた42戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた43戦目は、4歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた44戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

7歳（1992年）

1月6日、中2週で迎えた45戦目は、5歳以上900万下の成田特別（中山ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

1月26日、中2週で迎えた46戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡山定夫騎手（6戦0勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

2月8日、中1週で迎えた47戦目は、5歳以上900万下の節分賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡山定夫騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた48戦目は、5歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡山定夫騎手（8戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、4着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた49戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡山定夫騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた50戦目は、5歳以上900万下の勝浦特別（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岡山定夫騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた51戦目は、杉浦宏昭騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の鹿島特別（中山芝2500m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた52戦目は、5歳以上900万下の陣馬特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月20日、約4か月半の休養明けで迎えた53戦目は、牧義成騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月11日、中2週で迎えた54戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧義成騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキマナードからアタマ差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた55戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧義成騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた56戦目は、サラブレッド大賞典（荒尾ダート2150m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で牧義成騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキフォーチュンに約13馬身の大差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた57戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧義成騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキマナードから4馬身差の2着に敗北した。

12月20日、中1週で迎えた58戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で牧義成騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッドペッパーから2馬身差の2着に敗北した。

8歳（1993年）

2月7日、中6週で迎えた59戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で牧義成騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。