ジョウテンヴィータ（1997年生、母ウォータールビー）

ジョウテンヴィータ（1997年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のエルハーブ（当時6歳）と交配したウォータールビーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）伏木田牧場。戦績は、地方41戦10勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の綺羅星特別(一般B1二 B2一ハンデ)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、伏木田牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、田邉久男によって577.5万円で落札された。

高月由次厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1999年）

8月31日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月22日、中6週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のトップランスタイルをアタマ差制して初勝利を挙げた。

3歳（2000年）

4月24日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月11日、中6週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のザマエンブレムに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月9日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカツノイシンに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月29日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後はチャーミングロマンと並んで4着同着となった。

10月20日、中6週で迎えた8戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紫苑特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の鶏頭特別（川崎ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のフェアシュンライをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

12月15日、中4週で迎えた10戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2001年）

1月2日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月6日、中8週で迎えた12戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4月29日、中7週で迎えた13戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミカムイから2馬身差の2着となった。

5月17日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた15戦目は、新樹特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、中5週で迎えた17戦目は、アクアライン特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミノジョウカーに6馬身の差をつけて優勝

8月31日、中1週で迎えた18戦目は、清秋特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカクテルウィンディに4馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

9月14日、中1週で迎えた19戦目は、尾花特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた20戦目は、秋陽特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（10戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノギャラントに半馬身の差をつけて制した。

11月16日、中6週で迎えた21戦目は、秋霜特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

11月26日、中0週で迎えた22戦目は、長谷特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（11戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったカコに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月24日、中3週で迎えた23戦目は、冬至特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2002年）

1月31日、中4週で迎えた24戦目は、ジャニュアリースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（12戦5勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた25戦目は、春月特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（13戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイキッスからハナ差の2着に甘んじた。

3月13日、中2週で迎えた26戦目は、マーチスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（14戦5勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4月17日、中4週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の爽春特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（15戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカネマサヘイローを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

5月20日、中4週で迎えた28戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、メイスター賞（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた29戦目は、涼風特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（16戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサマーバーミリオンに5馬身の差をつけて9勝目を手にした。

7月26日、中6週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の綺羅星特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（17戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアルファメガをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月25日、約5か月の休み明けで迎えた31戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の冬木立特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6歳（2003年）

1月8日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の神奈川新春盃（川崎ダート2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の風花特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月25日、中7週で迎えた34戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の弥生特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦のダイヤモンド特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く3着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた36戦目は、ハンデ戦の春眠特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

7歳（2004年）

4月27日、約12か月半の休養明けで迎えた37戦目は、春光特別（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（18戦8勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた38戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた39戦目は、涼風特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（19戦8勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた40戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の七夕特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデ戦のミネルヴァ賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（20戦8勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。