ドクターワイ（2015年生、母グリーンヒルソング）
Doctor Y
2015.03.22
ドクターワイ（2015年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時14歳）と交配したグリーンヒルソングが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は浅川牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C1八九。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 19戦3勝 [3-2-2-12/19]
- 総賞金国内
- 146万円
- 生年月日
- 2015年3月22日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 新井清重船橋
- 馬主
- 福永實
- 生産者
- 浅川牧場
- 抹消情報
- 地方：2020年10月8日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のグリーンヒルソングは地方18戦2勝2着2回。曾祖母のトキワタークは中央平地10戦0勝2着1回、地方12戦3勝2着3回。父のフォーティナイナーズサンは海外G1・1勝（海外ダ）。
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| きM | Blenheim＝His Grace | 6*7 | 2.34% |
| 牡 | Northern Dancer | 5×4 | 9.37% |
| 牡 | Hail to Reason | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Bold Ruler | 7×5 | 3.9% |
| 牡 | Native Dancer | 6*7*7×5*6 | 7.81% |
| 牡 | Cohoes | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Turn-to | 7*7*7×6 | 3.9% |
| 牡 | Nasrullah | 7*7×6 | 3.12% |
| 牡 | Eight Thirty | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Heliopolis | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Roman | 7*7×6 | 3.12% |
| 牡 | Nearco | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Mahmoud | 7×7*7*7 | 3.12% |
| 牡S | Mr. Prospector | 4*5 | 9.37% |
| 牡S | Tom Rolfe | 5*5 | 6.25% |
| 牡S | War Admiral | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Count Fleet | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Discovery | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Hyperion | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Blandford | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Almahmoud | 7×6*6 | 3.9% |
| 牝 | Banish Fear | 7×7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- フォーティナイナー系
- ファミリーナンバー
- 1-b
レース成績
経歴
デビュー前
小国博行厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2017年）
8月16日、デビュー戦は井上幹太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
9月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。
9月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。
10月4日、中1週で迎えた4戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1500m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。
10月31日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。
3歳（2018年）
4月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた7戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンネッケツに6馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
5月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の牡牛座特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。
5月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のアークトゥルス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上幹太騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったネイチャーキングに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
6月14日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は石川倭騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。
6月28日、中1週で迎えた11戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。
7月19日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1600m 内回り 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は石川倭騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハッピーテーラーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。
8月1日、中1週で迎えた13戦目は、優駿の里 安平町チーズ賞（門別ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。
8月15日、中1週で迎えた14戦目は、Hit The Road賞（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヤマニンカプシーヌを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。
9月4日、中2週で迎えた15戦目は、北海道日高管内商工会連合会特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（6戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したバトルハクオウにハナ差届かず2着となった。
9月27日、中2週で迎えた16戦目は、スターチス特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。
10月11日、中1週で迎えた17戦目は、カエデ特別（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で石川倭騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。
10月25日、中1週で迎えた18戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、カラマツ特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた19戦目は、プルメリア特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（9戦3勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。
4歳（2019年）
4月18日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、リーディングジョッキー2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。
5月2日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた21戦目は、キレートレモン特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（10戦3勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。
5月16日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた22戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、ムスカリ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた23戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、えりも町豊似湖特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。
6月13日、中1週で迎えた24戦目は、夏椿特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。
6月27日、中1週で迎えた25戦目は、アジサイ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。
7月11日、中1週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた26戦目は、小町草特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったフロースヒルデに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
8月29日、中6週で迎えた27戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るセルリアンラグバを次元の違う末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。
9月13日、中1週で迎えた28戦目は、美女高原特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったエポドスミノルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
9月27日、中1週で迎えた29戦目は、木下智史の決戦は金曜日!（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るチャンピオンノホシを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。
10月11日、中1週で迎えた30戦目は、白川郷特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒルノケープタウンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。
10月22日、中1週で迎えた31戦目は、日刊スポーツ極ウマくん賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したデルマジンにクビ差届かず2着に甘んじた。
11月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコノチヲツナイデを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。
12月9日、中4週で迎えた33戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシントーゴールドをアタマ差振り切って8勝目を奪取した。
5歳（2020年）
1月7日、中3週で迎えた34戦目は、招福賞（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
1月16日、連闘で迎えた35戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、JAくまがや賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミネコガンバロウネを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて9勝目を手に入れた。
8月3日、約6か月半の休養明けで迎えた36戦目は、一般C1四五六イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた37戦目は、横瀬町「寺坂棚田」賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鬼脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のオールインに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
9月30日、中6週で迎えた38戦目は、木更津賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。
2020年10月8日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。