アサカタイティ（1987年生、母トウシヨウレデイ）

アサカタイティ（1987年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイテエム（当時18歳）と交配したトウシヨウレデイが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方24戦13勝2着8回。主な勝ち鞍は1993年の5歳以上B1 B2。

経歴

デビュー前

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

9月30日、デビュー戦は柴田弘之騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山芝2000m 雨/重）に出走。馬体重は494kg。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

10月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田弘之騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

10月27日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、国兼正浩騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず14着に敗れた。

4歳（1991年）

7月27日、約9か月の休み明けで迎えた4戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

8月31日、中4週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

9月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下の松川浦特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中野栄治騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

12月9日、中9週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた7戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシメニリュウに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5歳（1992年）

1月3日、中3週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルシゲトーコウから1馬身差の2着に敗北した。

1月20日、連闘で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターノベンバーから2馬身差の2着に敗北した。

1月26日、連闘で迎えた11戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラクルゼットから1馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田正美騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲトーコウに8馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月16日、中4週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシマノムテキに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月12日、中3週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアテヨーノウイナーに6馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

5月5日、中2週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーブレードに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーアソスワローから1馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサチモウェストに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月22日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中隆仁騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイワボールドに7馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

7月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中隆仁騎手（10戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアテヨーノスペインに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月26日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中隆仁騎手（11戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のネヴァーシーザーに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月15日、中2週で迎えた21戦目は、RKK特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で田中隆仁騎手（12戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカイソクカジユンから1馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中4週で迎えた22戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサチェリーに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月18日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスズランスターに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

6歳（1993年）

5月22日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた25戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた26戦目は、真島元徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズファンシーから4馬身差の2着となった。

6月21日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（4戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のユウキライナーに2馬身の差をつけて制した。

7月4日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のカンキョウイチコに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月18日、中1週で迎えた29戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったツギタテブリッチからクビ差の2着に甘んじた。

8月7日、中2週で迎えた30戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネコメヒーローから4馬身差の2着に敗北した。