レイヤードモチーフ（2005年生、母ラッキーパートナー）

レイヤードモチーフ（2005年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「重ね着（ファッション用語）」。毛色は青毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時7歳）と交配したラッキーパートナーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方37戦9勝2着6回。主な勝ち鞍は2009年の一般Cロ。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

4月6日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は404kg。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

7月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた2戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では切れる脚を使えず18着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた4戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

11月24日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、一般E6（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月30日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般E8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアーマメントに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2009年）

1月1日、中2週で迎えた8戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

1月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般E7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヴィオラポンポーサを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

1月18日、連闘で迎えた10戦目は、一般Eニ（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた11戦目は、中地雄一騎手を鞍上に迎えて、一般E3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた12戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュウノサプライズを上がり0位の末脚で半馬身差し切って断トツ人気に応えた。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般E5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は中地雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中地雄一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般E2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた16戦目は、一般Eイ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で目迫大輔騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般E8（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で目迫大輔騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

4月11日、連闘で迎えた18戦目は、一般Eヘ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマルタカアーサーを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

4月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般E7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のロンドンウィングを3/4馬身振り切って制した。

5月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般E3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したファンドリコンドルを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

5月16日、連闘で迎えた21戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（7戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルタカギャランに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月5日、中2週で迎えた22戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、ほたる特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた23戦目は、一般Eイ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（8戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエムテイミニヨンに1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

6月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般D6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた25戦目は、一般Dニ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（9戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオリオンワンサイドを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月19日、連闘で迎えた26戦目は、一般D5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた27戦目は、がんばる競馬激励特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で目迫大輔騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般D4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で目迫大輔騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた29戦目は、一般D5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で目迫大輔騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプリンセスパピイを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

9月5日、連闘で迎えた30戦目は、一般Dロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（10戦6勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた31戦目は、一般D4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（11戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたケイエスブーケ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

9月19日、連闘で迎えた32戦目は、森井騎手誕生日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で目迫大輔騎手（12戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレオシグナルに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

9月27日、連闘で迎えた33戦目は、一般D4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で目迫大輔騎手（13戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るモエレグランプリを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って8勝目を収める

10月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で目迫大輔騎手（14戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で目迫大輔騎手（15戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイショウダイクンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

10月24日、連闘で迎えた36戦目は、一般Cロ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で目迫大輔騎手（16戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた37戦目は、貴史・真美結婚特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で目迫大輔騎手（17戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた38戦目は、一般Cロ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で目迫大輔騎手（18戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた39戦目は、一般C4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で目迫大輔騎手（19戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

12月13日、連闘で迎えた40戦目は、一般Cロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（11戦6勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のアイアイオトコマエをクビ差振り切って優勝

5歳（2010年）

1月10日、中3週で迎えた41戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C6（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。