ナンカイアロー（1992年生、母ジングウアロー）

ナンカイアロー（1992年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラダイオー（当時8歳）と交配したジングウアローが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）チェスナットファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方44戦13勝2着9回。主な勝ち鞍は1997年の九千部賞(C1)。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

9月10日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

3歳（1995年）

7月1日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

8月14日、中5週で迎えた5戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のジョーフォーチュンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月20日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキノベッピンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月26日、連闘で迎えた7戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノメモリーから2馬身差の2着に敗北した。

9月4日、連闘で迎えた8戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコアレスネフューから1馬身半差の2着に敗北した。

9月10日、連闘で迎えた9戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリーウエイに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキエイブルマンに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月16日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオギサリュートから6馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、豊の国賞特別（中津ダート1620m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（8戦4勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月9日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフジポップをハナ差制して5勝目をつかんだ。

12月18日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で有馬澄男騎手（10戦5勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライトホーラーから1馬身差の2着となった。

4歳（1996年）

1月2日、中1週で迎えた16戦目は、初夢特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で有馬澄男騎手（11戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスマハッピーから2馬身差の2着となった。

1月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で有馬澄男騎手（12戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハローマックに1馬身半の差をつけて制した。

1月22日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で有馬澄男騎手（13戦6勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月29日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で有馬澄男騎手（14戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカリブエストロに1馬身の差をつけて7勝目をマークした。

2月5日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で有馬澄男騎手（15戦7勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた21戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のオギサリュートに5馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

3月11日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のモリミロードをクビ差制して9勝目を収める

4月13日、中4週で迎えた23戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアイオブザスピードに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月4日、中2週で迎えた24戦目は、C1（佐賀ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカハラチェストからハナ差の2着に甘んじた。

6月2日、中1週で迎えた26戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のドバイクイーンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月1日、中3週で迎えた27戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東真市騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた29戦目は、中川竜馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1997年）

1月25日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた30戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東真市騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイダイジンから3/4馬身差の2着となった。

4月21日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は東真市騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた35戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったライラックエリートから1馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中1週で迎えた36戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（7戦3勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のエンジェルキャッツに6馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

5月31日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（8戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったラックリーベンから2馬身半差の2着となった。

6月14日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月2日、中4週で迎えた40戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミショールに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月23日、約4か月の休み明けで迎えた41戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月21日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた42戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月28日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた43戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1998年）

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた44戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた45戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた46戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。