ラフィーナ（2002年生、母ノースビューティ）

ラフィーナ（2002年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ゲームの登場人物名」。毛色は鹿毛。種牡馬のシアトルダンサーⅡ（当時18歳）と交配したノースビューティが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）谷口育成牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方35戦16勝2着6回。主な勝ち鞍は2007年の3歳以上B2。

経歴

デビュー前

高橋義博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

2月5日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

2月26日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた4戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

6月18日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた9戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。最後は脚色が悪くなり18着に終わった。

9月28日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月5日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた11戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーリベルに約12馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテンシノサマーに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のユウワンタイカンに2馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

11月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で後藤孝鎮騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームカムトゥに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で後藤孝鎮騎手（5戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズチーターに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4歳（2006年）

1月1日、中2週で迎えた16戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で後藤孝鎮騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムタツマキに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

1月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で後藤孝鎮騎手（7戦6勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノツイスターから1馬身差の2着となった。

2月14日、中2週で迎えた18戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で後藤孝鎮騎手（8戦6勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で後藤孝鎮騎手（9戦6勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月18日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で後藤孝鎮騎手（10戦6勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月26日、連闘で迎えた21戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で後藤孝鎮騎手（11戦6勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムキーマンに1馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

5月14日、中2週で迎えた22戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で後藤孝鎮騎手（12戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズチーターに2馬身半の差をつけて8勝目を手にした。

5月30日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で後藤孝鎮騎手（13戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスグローリアスに6馬身の差をつけて9勝目を掴み取った。

6月7日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で後藤孝鎮騎手（14戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムタマガッタに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で後藤孝鎮騎手（15戦10勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムタフガイをクビ差制して怒涛の5連勝を決めた。

7月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で後藤孝鎮騎手（16戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のテットウテツビに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月26日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で後藤孝鎮騎手（17戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で後藤孝鎮騎手（18戦12勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーアラオから2馬身半差の2着に敗北した。

12月2日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャドープリンスに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（2007年）

1月8日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた31戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモタックに2馬身半の差をつけて優勝

1月20日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた32戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャンハイハニーに2馬身の差をつけて優勝

2月3日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた35戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタガノアウトバーンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月15日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた36戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた37戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エクセルクレバーに交わされて1馬身差の2着となった。

8月5日、約3か月の休養明けで迎えた38戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、COMEHOME九州里帰ジョッキーズカップ（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

8月15日、中0週で迎えた39戦目は、立秋特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた40戦目は、新涼特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（19戦12勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた41戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハシリノキョショウを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のデコトラに2馬身半の差をつけて制した。

10月20日、中2週で迎えた43戦目は、紅葉特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタケノプルート決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月10日、中2週で迎えた44戦目は、菊花特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。