ワンパクメロ（2003年生、母ハイパーベル）

ワンパクメロ（2003年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「腕白＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタキシード（当時7歳）と交配したハイパーベルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は山内牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方50戦22勝2着9回。2007年、2008年と九州大賞典(KJ1)を連覇した他、2007年、2008年と中島記念(地方重賞)を連覇するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、山内牧場から「八戸10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、山内牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

川田孝好厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2005年）

8月15日、デビュー戦は北村欣也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた2戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口義史騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカツイッキに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月15日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原口義史騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で原口義史騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のカネクラモチをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

11月27日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原口義史騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で原口義史騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3歳（2006年）

1月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で原口義史騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月11日、中8週で迎えた9戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で原口義史騎手（7戦2勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

4月15日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で原口義史騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスターオブジャパンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

5月4日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の鯱の門特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で原口義史騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた12戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユウワンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

6月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエクセルクレバーに1馬身半の差をつけて優勝

7月23日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の英彦山特別（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた16戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の青島特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月21日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた17戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミラクルフォースを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

11月5日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた19戦目は、晩秋特別（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタニノレジェンドに3馬身の差をつけて優勝

4歳（2007年）

1月2日、中5週で迎えた20戦目は、新春特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアマデウスに4馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

2月5日、中4週で迎えた21戦目は、立春特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコメットサンサンを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

2月17日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた22戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセレブセレクションに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月11日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた23戦目は、すみれ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスズノテンカに2馬身の差をつけて7勝目を収める

4月15日、中4週で迎えた24戦目は、菜の花特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワイルドコマンダーに5馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

5月20日、中4週で迎えた25戦目は、カーネーション特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカネクラモチに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月9日、中2週で迎えた26戦目は、北山湖特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルチャイムを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月23日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、志布志湾特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユウワンに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月27日、中4週で迎えた28戦目は、大淀川特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモラングザームを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

11月18日、中2週で迎えた29戦目は、KJ1の九州大賞典（佐賀ダート2500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のザオリンポスマンに2馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

12月24日、中4週で迎えた30戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモラングザームに2馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

5歳（2008年）

2月11日、中6週で迎えた31戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は15戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦11勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた32戦目は、鏡山特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦11勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクアルタイルに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月23日、中2週で迎えた33戦目は、KJ2のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で倉富隆一郎騎手（16戦12勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオリオンザクロノスに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月6日、中5週で迎えた34戦目は、九千部山特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で倉富隆一郎騎手（17戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリオンザクロノスを上がり0位の末脚で半馬身差し切って断然の支持に応えた。

5月25日、中2週で迎えた35戦目は、阿蘇山特別（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で倉富隆一郎騎手（18戦14勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリオンザクロノスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月21日、約4か月の休養明けで迎えた36戦目は、脊振山特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で倉富隆一郎騎手（19戦15勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマリットチャージを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月19日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、雷山特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で倉富隆一郎騎手（20戦15勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオリオンザクロノスに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月9日、中2週で迎えた38戦目は、KJ1の九州大賞典（佐賀ダート2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で倉富隆一郎騎手（21戦16勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマリットチャージを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月28日、中6週で迎えた39戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で倉富隆一郎騎手（22戦17勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマリットチャージに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6歳（2009年）

2月11日、中5週で迎えた40戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で倉富隆一郎騎手（23戦18勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた41戦目は、KJ2のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で倉富隆一郎騎手（24戦18勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月19日、中4週で迎えた42戦目は、由布岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で倉富隆一郎騎手（25戦18勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月11日、約6か月の休養明けで迎えた43戦目は、馬産地協賛久住山特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で倉富隆一郎騎手（26戦18勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヘイアンレジェンドを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切ってファンの期待に応えた。

10月25日、中1週で迎えた44戦目は、雷山特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は28戦連続で倉富隆一郎騎手（27戦19勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた45戦目は、KJ1の九州大賞典（佐賀ダート2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は29戦連続で倉富隆一郎騎手（28戦19勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミヤノオードリーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中5週で迎えた46戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は30戦連続で倉富隆一郎騎手（29戦19勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヘイアンレジェンド決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

7歳（2010年）

1月31日、中4週で迎えた47戦目は、鶴見岳特別（佐賀ダート2000m 小雨/重）に出走。鞍上は31戦連続で倉富隆一郎騎手（30戦19勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヘイアンレジェンドにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた48戦目は、九千部山特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は32戦連続で倉富隆一郎騎手（31戦19勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

6月6日、中4週で迎えた49戦目は、高千穂峰特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は33戦連続で倉富隆一郎騎手（32戦19勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月26日、約3か月半の休み明けで迎えた50戦目は、脊振山特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は34戦連続で倉富隆一郎騎手（33戦19勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ミヤノオードリーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月24日、中3週で迎えた51戦目は、雷山特別（佐賀ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は35戦連続で倉富隆一郎騎手（34戦19勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた52戦目は、KJ1の九州大賞典（佐賀ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は36戦連続で倉富隆一郎騎手（35戦19勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月26日、中5週で迎えた53戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 雪/稍重）に出走。鞍上は37戦連続で倉富隆一郎騎手（36戦19勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。