マルダイキセキ（1996年生、母マルダイファースト）

Marudai Kiseki

1996.05.20

マルダイキセキ（1996年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時4歳）と交配したマルダイファーストが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は澤田 嘉隆。戦績は、地方15戦5勝2着4回。2000年の船橋記念(ハンデ地方重賞)に勝利した他、1999年のロジータ記念(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1998年）

11月20日、デビュー戦は一ノ瀬亨騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のコウヨウボーイに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月31日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネショウピューマからクビ差の2着に甘んじた。

3歳（1999年）

2月22日、中7週で迎えた3戦目は、3歳戦のニューフェイス特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフツロルンルンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月31日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白ばら特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のバーニングボーイに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

6月8日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月21日、中5週で迎えた6戦目は、3歳G3のグランシャリオカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月3日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ地方重賞のゴールドカップ（浦和ダート2000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカサイグローリアにねじ伏せられて6馬身差の2着となった。

11月24日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ地方重賞のリリーカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノリアルから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

2月16日、中7週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したマキバスナイパーにアタマ差届かず2着となった。

3月15日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定のハンデ戦の弥生盃（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスターシービーに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月3日、中6週で迎えた12戦目は、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーピージュリアンに3馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

7月5日、中8週で迎えた13戦目は、牝馬限定G2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月4日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞のTVK盃（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定G3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。