エンパイアペガサス（2013年生、母ステージトリック）

エンパイアペガサス（2013年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時13歳）と交配したステージトリックが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐藤牧場。2017年の報知グランプリカップ(S3)に勝利した他、2017年、2018年と一條記念みちのく大賞典(一般 M1)を連覇するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤祐司厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2015年）

10月26日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は526kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したジョンノビに半馬身届かず2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた2戦目は、2歳C2一（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、オレンジジョディーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

11月21日、中1週で迎えた3戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳C1（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソラトブヒャクに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月14日、中2週で迎えた4戦目は、2歳C1一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサンドクリッパーに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月27日、中1週で迎えた5戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のジョコビッチに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3歳（2016年）

4月2日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカントリーサインに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月1日、中3週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のやまびこ賞（盛岡ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るメジャーリーガーを次元の違う末脚で半馬身差し切って怒涛の5連勝を決めた。

6月6日、中4週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のサンエイホープに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月17日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳地方重賞のイーハトーブマイル（盛岡ダート1600m 曇/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメジャーリーガーに7馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

10月23日、中4週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（6戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のウインバーニングに4馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

11月20日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、3歳地方重賞のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（7戦5勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったトロヴァオに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

12月20日、中3週で迎えた12戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のけやき賞（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のパッパーレに4馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

4歳（2017年）

1月12日、中2週で迎えた13戦目は、チバテレ盃（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた14戦目は、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（8戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のムサシキングオーをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

5月20日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、M3のあすなろ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（9戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアントニオピサを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

6月18日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、M1の一條記念みちのく大賞典（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（10戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のアントニオピサに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、M2の絆カップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（11戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた18戦目は、Jpn2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（12戦8勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

12月31日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、M1の桐花賞（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るベンテンコゾウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2018年）

2月7日、中4週で迎えた20戦目は、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた21戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、S2の金盃（大井ダート2600m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4月5日、中5週で迎えた22戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、スポーツニッポン卯月杯（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた23戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアンカーマンに約15馬身の大差をつけて勝利数を14に伸ばす

6月4日、中5週で迎えた24戦目は、初夏特別（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヒドゥンブレイドに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月17日、中1週で迎えた25戦目は、M1の一條記念みちのく大賞典（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るチェリーピッカーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月16日、中3週で迎えた26戦目は、Jpn3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（3戦3勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

9月9日、中7週で迎えた27戦目は、M2の青藍賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（4戦3勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るベンテンコゾウを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

11月4日、中7週で迎えた28戦目は、M2の絆カップ（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（5戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた29戦目は、M2の北上川大賞典（水沢ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（6戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチェリーピッカーに約12馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

6歳（2019年）

2月6日、中8週で迎えた30戦目は、地方重賞の金盃（大井ダート2600m 曇/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた31戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、桃花特別（水沢ダート1600m 雪/稍重）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（7戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモロングソードに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月25日、中3週で迎えた33戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（8戦6勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく最後はグレイトパールと並んで4着同着となった。

6月16日、中6週で迎えた34戦目は、M1の一條記念みちのく大賞典（オルフェオープン（水沢ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（9戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、M2の青藍賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（10戦6勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のロジストームを半馬身振り切って勝利数を20に伸ばす

11月10日、中8週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた36戦目は、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（11戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月16日、中4週で迎えた37戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、M3の白嶺賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のヤマショウブラックをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月31日、中1週で迎えた38戦目は、M1の桐花賞（水沢ダート2000m 雪/不良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（12戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヤマショウブラックに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7歳（2020年）

4月12日、約3か月半の休養明けで迎えた39戦目は、地方重賞の赤松杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月10日、中3週で迎えた40戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したランガディアにハナ差届かず2着に甘んじた。

6月21日、中5週で迎えた41戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

10月25日、約4か月の休養明けで迎えた42戦目は、金華特別（盛岡ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（13戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったジェイケイブラックにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中5週で迎えた43戦目は、地方重賞の北上川大賞典（水沢ダート2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（14戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフレッチャビアンカに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月31日、中2週で迎えた44戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（15戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヒガシウィルウィンに2馬身半の差をつけて勝利数を23に伸ばす

8歳（2021年）

3月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた45戦目は、桃花特別（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（16戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

5月9日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた46戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、ヒガシウィルウィンにクビ差交わされて2着となった。

6月20日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた47戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヒガシウィルウィンをハナ差振り切って優勝

7月20日、中3週で迎えた48戦目は、Jpn3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

10月26日、約3か月半の休養明けで迎えた49戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、金華特別（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた50戦目は、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のレールガンに約11馬身の大差をつけて勝利数を25に伸ばす

2022年1月3日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。

デビュー前

1歳のとき、佐藤牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤祐司厩舎（岩手）へ入厩。