タグハンター（2005年生、母ブレーヴキャロル）

タグハンター（2005年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋狩人」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時13歳）と交配したブレーヴキャロルが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は田口廣。戦績は、中央平地5戦0勝、地方52戦15勝2着7回。2010年のJAしずない太陽の瞳特別(一般)に勝利した他、2011年のヴァーミリアン賞を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

1月13日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、5着を確保した。

1月26日、中1週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

7月13日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた4戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサードニクスフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月16日、中0週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月12日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、清畠特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

4歳（2009年）

4月29日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた8戦目は、カルビーポテト特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着を確保した。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、円山公園特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はキタサンメダリストと並んで2着同着となった。

5月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、ミラ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたマサノハイタッチ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

6月9日、中1週で迎えた11戦目は、タップダンスシチー賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のユメノタビビトに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月25日、中1週で迎えた12戦目は、JAひだか東いちご特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエクシードをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月14日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦のホクレンえん麦特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた14戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、THEサッポロビヤガーデン特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ゴールドコインにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月11日、中1週で迎えた15戦目は、アルーダ日高西部特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の日高建設協会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエクセレントレイに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月3日、中9週で迎えた17戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、マイネルラヴ賞（門別ダート2000m 晴/重）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた18戦目は、JA富川雷峰いちご特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったクインマキシマムにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5歳（2010年）

5月5日、約5か月半の休養明けで迎えた19戦目は、サッポロ道産素材-SELECT-特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマノビッグに5馬身の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

5月20日、中1週で迎えた20戦目は、ペガスス特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（8戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のフジノダイヒットに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月2日、中1週で迎えた21戦目は、レオニズ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のフジノダイヒットを半馬身振り切って断然人気に応えた。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の胆振軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフジノダイヒットをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

6月30日、中1週で迎えた23戦目は、大樹歴舟川特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフジノダイヒットをクビ差振り切って怒涛の5連勝を決めた。

8月31日、中8週で迎えた24戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（12戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

9月22日、中2週で迎えた25戦目は、うらかわ優駿ビレッジアエル特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（13戦7勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた26戦目は、三石獣医師会特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサクラシコウテイを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月21日、中1週で迎えた27戦目は、JAしずない太陽の瞳特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアドマイヤワールドを3/4馬身振り切って10勝目を達成した。

11月4日、中1週で迎えた28戦目は、日高軽種馬農業協同組合特別（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のレイクトゥーンをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

11月18日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（7戦4勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

6歳（2011年）

5月4日、約5か月半の休養明けで迎えた30戦目は、ヴァーミリアン賞（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（14戦7勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダイワルビアに3馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

6月2日、中3週で迎えた31戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（15戦8勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた32戦目は、金糸梅特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（16戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた33戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（17戦8勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた34戦目は、ハンデ戦のリボンナポリン100周年特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（18戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったサイアーエフェクトを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた35戦目は、にったん管内農協「よい食」特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（19戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた36戦目は、オンファイア賞（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（20戦8勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい3着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた37戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた38戦目は、ホテル四季の風特別（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（8戦4勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、モンピュアにクビ差交わされて2着となった。

11月16日、中1週で迎えた39戦目は、JA門別美味ネギ君特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（21戦8勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

12月26日、中5週で迎えた40戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

7歳（2012年）

1月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた41戦目は、一般C2十六十七（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたアーノルドツヨシ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた42戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコアレスコマンダーに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

3月7日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のスターブライトに3馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月26日、中2週で迎えた44戦目は、しし座特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月4日、中5週で迎えた45戦目は、立夏賞（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた46戦目は、いたばし二輪草特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

10月21日、約5か月の休養明けで迎えた47戦目は、一般C1九（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月27日、中4週で迎えた48戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた49戦目は、SEGAスターホース賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

8歳（2013年）

1月21日、中2週で迎えた50戦目は、初午特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

2月4日、中1週で迎えた51戦目は、一般C2一二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

4月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた52戦目は、緑風特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた53戦目は、やまねこ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（10戦2勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマサノオーザをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

6月3日、中2週で迎えた54戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、ほうき星特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた55戦目は、ウイニングポスト20周年記念賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（11戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

12月11日、約5か月半の休養明けで迎えた56戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、南天特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着を確保した。

12月28日、中1週で迎えた57戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、忘年特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。