アズマグリント（1983年生、母アズマルーミナス）
Azuma Glint
1983.05.09
アズマグリント（1983年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンフオードラツド（当時13歳）と交配したアズマルーミナスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は千葉県、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、中央平地21戦4勝2着2回、地方38戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は1988年の青函博記念(900万下)。
経歴
デビュー前
仲住芳雄厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1986年）
4月27日、デビュー戦は4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。鞍上は中舘英二騎手。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のハイテックオバタを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。
6月14日、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。
7月5日、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。
7月19日、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグリーンガールに1馬身1/4の差をつけてトップでゴールインした。
8月2日、ハンデ戦で4歳以上900万下の函館競馬場開設90周年記念（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。
8月24日、ハンデ戦で4歳以上900万下の樽前山特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、メジロデュレンに半馬身交わされて2着となった。
9月7日、UHB杯（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。
9月21日、ハンデ戦で4歳以上900万下の大沼ステークス（函館芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカネウズシオを豪快な末脚でクビ差だけ差し切ってトップでゴールへと飛び込んだ。
10月19日、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。
11月9日、3歳G1の菊花賞（京都芝3000m 外回り 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手。21頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。
4歳（1987年）
11月22日、4歳以上900万下の鷹巣山特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着を確保した。
12月12日、4歳以上900万下の清澄特別（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。
12月26日、クリスマスステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。
5歳（1988年）
1月23日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の船橋ステークス（中山芝1600m 外回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
3月6日、5歳以上900万下の三鷹特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
3月26日、ハンデ戦で5歳以上900万下の春分特別（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
4月23日、ハンデ戦で5歳以上900万下の立川特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。
7月24日、4歳以上900万下の摩周湖特別（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、エーコートランスに交わされて4馬身差の2着となった。
8月6日、4歳以上900万下の青函博記念（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマークラブに1馬身3/4の差をつけて勝利をモノにした。
8月21日、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で大塚栄三郎騎手。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。
9月10日、4歳以上900万下の八雲特別（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
6歳（1989年）
2月21日、きさらぎ特別（船橋ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は松代眞騎手。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月8日、マーチハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松代眞騎手。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月22日、麗春特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松代眞騎手。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月3日、さつき特別（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は山中尊徳騎手。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月19日、一般（盛岡ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は小野寺雅彦騎手。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月2日、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺雅彦騎手。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月17日、一般（水沢ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺雅彦騎手。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月31日、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小竹清一騎手。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
8月13日、シアンモア記念（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は小野寺雅彦騎手。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月27日、早池峰賞（盛岡ダート1100m 小雨/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアイダンサーから4馬身差の2着となった。
9月25日、一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月23日、一般（盛岡ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は及川良春騎手。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のガンジユサンに2馬身の差をつけて勝利を挙げた。
11月19日、北上川大賞典（盛岡ダート2500m 小雨/不良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月3日、一般（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月17日、一般（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月24日、桐花賞（水沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。
7歳（1990年）
4月9日、一般（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野寺雅彦騎手。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月23日、一般（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺雅彦騎手。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月26日、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノビッグワンに6馬身の差をつけてトップでゴールに入った。
6月10日、一般（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハギノビッグワンから1馬身差の2着に敗北した。
6月25日、中央競馬騎手招待（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハギノビッグワンから1馬身半差の2着に敗北した。
7月28日、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタツミマーチから4馬身差の2着に敗北した。
8月14日、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月26日、早池峰賞（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月8日、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンドリーズンから3馬身差の2着となった。
10月6日、一般（水沢ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月22日、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は及川良春騎手。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月5日、一般（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で及川良春騎手。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトシローから4馬身差の2着となった。
11月18日、北上川大賞典（盛岡ダート2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で及川良春騎手。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月3日、一般（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で及川良春騎手。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月29日、一般（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で及川良春騎手。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
8歳（1991年）
4月29日、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小野寺雅彦騎手。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月27日、一般（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺雅彦騎手。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルケイマイテイをクビ差制してトップでゴールインした。
6月10日、一般（水沢ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺雅彦騎手。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月24日、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺雅彦騎手。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月22日、一般（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小野寺雅彦騎手。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月19日、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野寺雅彦騎手。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月12日、一般（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小野寺雅彦騎手。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。