カサイグローリア（1996年生、母イシゲスキー）

カサイグローリア（1996年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時9歳）と交配したイシゲスキーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は若山淳一。戦績は、地方59戦5勝2着3回。1999年のゴールドカップ(ハンデ地方重賞)に勝利した他、1999年のブルーバードカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

玉井吉丸厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1998年）

9月17日、デビュー戦は秋田実騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は441kg。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月21日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るナスノコテマリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月15日、中7週で迎えた3戦目は、2歳戦のシクラメン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田実騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3歳（1999年）

1月25日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦の春駒特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋田実騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のノムラスーパーオーに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋田実騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったシンセイライデンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月23日、中4週で迎えた6戦目は、3歳オープンの’99雲取賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋田実騎手（5戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のチューリップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋田実騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエムジークロスを鮮やかな末脚で半馬身差し切って3勝目をゲットした。

5月10日、中4週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の東京王冠賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で秋田実騎手（7戦3勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で秋田実騎手（8戦3勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

7月8日、中3週で迎えた10戦目は、3歳G1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で秋田実騎手（9戦3勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、5着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で秋田実騎手（10戦3勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入った。

10月13日、中7週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のスーパーチャンピオンシップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で秋田実騎手（11戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた13戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ地方重賞のゴールドカップ（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルダイキセキに6馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

4歳（2000年）

2月16日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、ハンデ地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

5歳（2001年）

2月6日、約12か月の休み明けで迎えた15戦目は、ハンデ戦のアメジスト特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた16戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の弥生特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず10着に敗れた。

4月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、ハンデ戦のダイヤモンド特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず最後はローランシャウトと並んで10着同着となった。

4月20日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のよみうりランド皐月盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の’01グリーンカップ（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（5戦1勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の’01ブリリアントカップ（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

6月29日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のジューン特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月31日、中4週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

9月25日、中7週で迎えた23戦目は、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（9戦1勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の’01オータムカップ（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた25戦目は、地方重賞の埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（11戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月18日、中5週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の千葉テレビ放送盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（12戦1勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

12月31日、中1週で迎えた27戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’01グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

6歳（2002年）

1月24日、中2週で迎えた28戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’02ロイヤルカップ（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた29戦目は、梅見月特別（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミサトプリムローズに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月28日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦のアメジスト特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田部和広騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の’02スプリングカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4月11日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の’02グリーンカップ（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（14戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の’02プラネットカップ（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（15戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月13日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（16戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた35戦目は、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（17戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデ戦のジューン特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（18戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（19戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた38戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1790m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（20戦1勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の’02クリスタルナイトカップ（大井ダート1690m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（21戦1勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ戦のスパーキングオータムチャレンジ（川崎ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（22戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったスプリングシオンを半馬身捉え切れず2着となった。

10月31日、中2週で迎えた41戦目は、地方重賞のかちどき賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で桑島孝春騎手（23戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月18日、中6週で迎えた42戦目は、地方重賞の埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で桑島孝春騎手（24戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

7歳（2003年）

1月8日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデ戦の神奈川新春盃（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で桑島孝春騎手（25戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた44戦目は、ハンデ戦の弥生特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で桑島孝春騎手（26戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた45戦目は、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で桑島孝春騎手（27戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた46戦目は、地方重賞のテレビ埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で桑島孝春騎手（28戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた47戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で桑島孝春騎手（29戦1勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず13着に終わった。

9月5日、約3か月半の休養明けで迎えた48戦目は、ハンデ戦の’03トワイライトカップ（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で桑島孝春騎手（30戦1勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた49戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた50戦目は、ハンデ戦の’03オータムカップ（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた51戦目は、ハンデ戦でオープンのおおとりオープン（大井ダート1590m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

8歳（2004年）

3月14日、約4か月半の休養明けで迎えた52戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、金精特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた53戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般A1 A2-1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のメタルカラーに3馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

5月30日、中5週で迎えた54戦目は、パール特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた55戦目は、赤城山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた56戦目は、榛名湖特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、中5週で迎えた57戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のスプリンターズ賞（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた58戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1900m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた59戦目は、谷川岳特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は福元弘二騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。