チェンジバイオ（2014年生、母ケイパブルバイオ）
Change Bio
2014.04.01
チェンジバイオ（2014年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「がらりと変わる＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時14歳）と交配したケイパブルバイオが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は清水牧場。主な勝ち鞍は2017年のちばの梨特別(一般C1二)。
経歴
デビュー前
新井清重厩舎（船橋）へ入厩。
3歳（2017年）
5月5日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、3歳戦のBS生中継記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るグッディインベストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
6月20日、中6週で迎えた2戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のジーガープリンスに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
7月21日、中3週で迎えた3戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエヌティゴールドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
8月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のお盆のサンタは馬に乗ってやって来る!（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグラヴィティーノに5馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。
9月1日、中3週で迎えた5戦目は、ちばの梨特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグレートソードに2馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。
12月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、一陽賞（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で中野省吾騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
4歳（2018年）
1月18日、中5週で迎えた7戦目は、白富士賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。
2月7日、中2週で迎えた8戦目は、海神特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、伸びてきたタイセイブラスト決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
5歳（2019年）
4月19日、約14か月半の休み明けで迎えた9戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ザ・ナゲッツ 船橋ケイバスペシャル賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
5月10日、中2週で迎えた10戦目は、鍾馗盃（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
6月17日、中4週で迎えた11戦目は、船橋競馬場クリーン大作戦記念（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。
10月31日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、凩賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。
12月11日、中5週で迎えた13戦目は、楽天競馬賞（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。
6歳（2020年）
1月7日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1五六（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったシンゲキにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
2月10日、中4週で迎えた15戦目は、今年の冬もジュエルミネーション賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、ロケットビーンにクビ差交わされて2着に甘んじた。
3月10日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1五六七イ（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のコットンクラブに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。
4月1日、中2週で迎えた17戦目は、エイプリルスプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。
5月8日、中4週で迎えた18戦目は、新緑賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（11戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
6月18日、中5週で迎えた19戦目は、馬い!小松菜を食べよう記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、アーティプリンスに交わされて1馬身差の2着となった。
7歳（2021年）
2月11日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、富津岬賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で森泰斗騎手（13戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のミヤノキッドマンに3馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。
3月15日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、一般C1三四五ウ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で森泰斗騎手（14戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のクインズベガを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。
4月8日、中2週で迎えた22戦目は、幻!秘境八幡平ドラゴンアイ記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で森泰斗騎手（15戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、キモンルビーにクビ差交わされて2着に甘んじた。
5月5日、中3週で迎えた23戦目は、ユウゲ賞（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で森泰斗騎手（16戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。
6月22日、中6週で迎えた24戦目は、馬い!?江戸前船橋飯塚海苔記念（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で森泰斗騎手（17戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のホウロクダマに5馬身の差をつけて9勝目を収める
7月19日、中3週で迎えた25戦目は、オパールスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で森泰斗騎手（18戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。
10月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、愛川レッドカーペット杯オータム（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で森泰斗騎手（19戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシグラップリンリンを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。
11月30日、中6週で迎えた27戦目は、里神楽スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で森泰斗騎手（20戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。
8歳（2022年）
2月28日、約3か月の休み明けで迎えた28戦目は、進撃賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で森泰斗騎手（21戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシンジダイをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。
4月11日、中5週で迎えた29戦目は、春満開スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で森泰斗騎手（22戦7勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
6月3日、中7週で迎えた30戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、疾駆特別（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したイクノミライを差し切れず、1馬身差の2着となった。
7月6日、中4週で迎えた31戦目は、風林火山賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（23戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、伸びてきたブエラプーラ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
9月15日、中9週で迎えた32戦目は、山紫水明賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のジェルジオを3/4馬身振り切って制した。
10月14日、中3週で迎えた33戦目は、英姿颯爽賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい6着に敗れた。
11月21日、中4週で迎えた34戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の山茶花特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。
12月1日、中0週で迎えた35戦目は、ポインセチアスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木間塚龍馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。