カネショウエリート（2004年生、母シルバークリエート）

カネショウエリート（2004年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋精鋭集団」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイセイオペラ（当時10歳）と交配したシルバークリエートが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は森政巳。戦績は、中央平地1戦0勝、地方53戦9勝2着13回。2008年の桐花賞(地方重賞)に勝利した他、2008年のきんもくせい賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

畠山信一厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2006年）

6月17日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 晴/重）に出走。馬体重は475kg。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフジリバティーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のビギナーズカップ（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月26日、中3週で迎えた4戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のりんどう賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は村上忍騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウツミランカスターに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月29日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦の黄菊賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセイントセーリングを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた9戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンストンリアルに交わされて2馬身半差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた10戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の寒菊賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマツリダワルツに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

3歳（2007年）

1月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3月26日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、3歳A1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に敗れた。

4月15日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた14戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の阿久利黒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の七時雨賞（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

6月9日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、3歳戦のガーベラ賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（9戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サイレントステージに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月22日、中3週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（10戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

8月5日、中1週で迎えた20戦目は、3歳A1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高松亮騎手（11戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハルサンヒコに3/4馬身交わされて2着となった。

8月19日、中1週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（水沢ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高松亮騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた22戦目は、3歳戦のサファイア賞（盛岡芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高松亮騎手（13戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた23戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高松亮騎手（14戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクルセイズにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

10月21日、連闘で迎えた24戦目は、3歳戦のウイナーカップ（盛岡芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で高松亮騎手（15戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

12月15日、中7週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた25戦目は、一般A2二（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で高松亮騎手（16戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般A2二（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

4歳（2008年）

1月6日、連闘で迎えた27戦目は、六華賞（水沢ダート2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた28戦目は、ゴールデンステッキ賞（水沢ダート1900m 雪/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

3月24日、中9週で迎えた29戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B1二（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

4月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、一般B1一（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンストンリアルを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

4月29日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた31戦目は、一般A三 B1一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（9戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマイニングプレス決め手に屈してハナ差の2着となった。

5月5日、連闘で迎えた32戦目は、駒形賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6月9日、中4週で迎えた33戦目は、一般B1二（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルイディオスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1一（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のレオシャープを3/4馬身振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

7月7日、中1週で迎えた35戦目は、芭蕉レース（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイアイフォーユーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

7月19日、中1週で迎えた36戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（13戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマイネルティーダをクビ差振り切って5勝目をつかんだ。

8月2日、中1週で迎えた37戦目は、レインボーカップ（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（14戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラックオーメンに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月30日、中3週で迎えた38戦目は、がんばろう!洋野レース（水沢ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（15戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモアンファングに8馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月14日、中1週で迎えた39戦目は、桂樹杯（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（16戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた40戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（17戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた41戦目は、パンジー賞（盛岡芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（18戦6勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ボスアミーゴに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月26日、中1週で迎えた42戦目は、地方重賞のきんもくせい賞（盛岡芝2400m 小雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（19戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るコスモアンファングを異次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月24日、中3週で迎えた43戦目は、地方重賞の北上川大賞典（水沢ダート2500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（20戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた44戦目は、奥州市伝統産業会館レース（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（21戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルアンセムにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月31日、中2週で迎えた45戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 小雪/不良）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（22戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヤマニンエグザルトに2馬身半の差をつけて制した。

5歳（2009年）

3月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた46戦目は、社団法人水沢青年会議所杯（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で村上忍騎手（23戦8勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた47戦目は、赤松杯（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で村上忍騎手（24戦8勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた48戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で村上忍騎手（25戦8勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり最後はビッグクラウンと並んで7着同着となった。

5月24日、中3週で迎えた49戦目は、あすなろ賞（盛岡ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は17戦連続で村上忍騎手（26戦8勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アンダーボナンザに3/4馬身交わされて2着となった。

6月6日、中1週で迎えた50戦目は、かきつばた賞（盛岡芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で村上忍騎手（27戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ボスアミーゴにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月21日、中1週で迎えた51戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（水沢ダート2000m 小雨/良）に出走。鞍上は19戦連続で村上忍騎手（28戦8勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた52戦目は、地方重賞のせきれい賞（盛岡芝2400m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で村上忍騎手（29戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6歳（2010年）

4月11日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた53戦目は、赤松杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた54戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、浅舞公園あやめまつりレース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。