マキシムオリーブ（1997年生、母グレイスナッキー）

マキシムオリーブ（1997年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時13歳）と交配したグレイスナッキーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大沢育成牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方15戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

2月6日、デビュー戦は菊沢隆仁騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は404kg。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

3月5日、中1週で迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったスターフライトに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のワンショットに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

4月2日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のあずさ賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

4歳（2001年）

4月14日、約11か月の休養明けで迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい18着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（4戦0勝）。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

8月9日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノギンガに約14馬身の大差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

8月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったダブルフェースから1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた15戦目は、サンスポ桜橋特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のマッキーガルシアに7馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

11月2日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタッカーアスワンから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月27日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた17戦目は、3歳以上A3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエスジェントに3/4馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

12月27日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた18戦目は、3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のプリマヴェーラに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2002年）

1月17日、中2週で迎えた19戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、西宮宮水特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた20戦目は、武庫川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（3戦2勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月5日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた22戦目は、南光ひまわりの郷特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月13日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、グリーンエコー笠形特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

6月26日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた24戦目は、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモクロスを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

7月24日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（8戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。