トウカイオードー（1997年生、母バシューシュ）

トウカイオードー（1997年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時9歳）と交配したバシューシュが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）松栄牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦9勝2着4回。2001年のカーネーション特別(一般C1以下)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

6月18日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

11月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

11月19日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

4歳（2001年）

1月26日、中9週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアルファアーサに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

2月11日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクリミナルセンプーに3/4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3月11日、中3週で迎えた7戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングマイハマからクビ差の2着に甘んじた。

3月22日、中1週で迎えた8戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤチャンピオンに2馬身の差をつけて3勝目を手にした。

4月15日、中2週で迎えた9戦目は、一般C（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマヤノホクトからクビ差の2着に甘んじた。

5月5日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカツアリダーに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月19日、中1週で迎えた11戦目は、カーネーション特別（高崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアローコンドルに3馬身の差をつけて5勝目をマークした。

6月16日、中3週で迎えた12戦目は、ガーベラ特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（6戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のドウラクムスコに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月15日、中8週で迎えた13戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデダンサーに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月1日、中1週で迎えた14戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったボールドシャンハイから4馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた15戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノホクトに2馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

9月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったディオゲネスから6馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中2週で迎えた17戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のウィナーズパワーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

11月12日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1九（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

11月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1八（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

5歳（2002年）

2月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で拜原靖之騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。