マイチャネル（1994年生、母ロイヤルシャレード）

マイチャネル（1994年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグレートローマン（当時13歳）と交配したロイヤルシャレードが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤常義。戦績は、中央平地6戦1勝、地方31戦18勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年の加古川特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

青木和夫厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1996年）

8月18日、デビュー戦は大塚研司騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミストレジャーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシシガシラオーに2馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

11月20日、中6週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1997年）

1月9日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のメイホウワッスルに半馬身の差をつけて制した。

2月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の如月特別イ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の梅花特別イ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で大塚研司騎手（7戦3勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた9戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の早春特別イ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンデーギャロップから3馬身差の2着となった。

8月27日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタツミカイウンをクビ差制して久方ぶりの実戦を制した。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノエルメスから2馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイコーブルボンから1馬身半差の2着となった。

10月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のモーメントハーバーに1馬身半の差をつけて5勝目を収める

11月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーチェイサーから半馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（11戦4勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエイコーブルボンに3馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

4歳（1998年）

11月10日、約12か月の休み明けで迎えた16戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったエフワンライデンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中4週で迎えた17戦目は、一般C3ニ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のロードランナーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（1999年）

4月9日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、一般C3イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（13戦6勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月16日、中4週で迎えた19戦目は、一般C4ロ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオグリクロスに約12馬身の大差をつけて優勝

6月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（15戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエナサンファストに約14馬身の大差をつけて9勝目を奪取した。

6月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（16戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスターグレードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

7月18日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（17戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のルイボスマケンオーを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

7月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（18戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のルイボスオークに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月23日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚研司騎手（19戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトミケンレインボーに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月12日、中2週で迎えた25戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミホノミンクスに5馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

9月28日、中1週で迎えた26戦目は、陣屋特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のヤマノオリオンに3馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

11月4日、中4週で迎えた27戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、養老特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレイザーボーイに7馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

12月1日、中3週で迎えた28戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、さざんか特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデルーブルに1馬身半の差をつけて10連勝を達成した。

6歳（2000年）

1月1日、中3週で迎えた29戦目は、元旦特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（20戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサダムリュウに1馬身半の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

1月26日、中3週で迎えた30戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（21戦13勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた31戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（22戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月13日、約3か月の休養明けで迎えた32戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の御池特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

6月4日、中2週で迎えた33戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の天白川特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上900万下の城崎特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の加古川特別（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を5馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のニシノスープリームをハナ差振り切って勝利数を19に伸ばす

7月29日、中2週で迎えた36戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のTUF杯（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた37戦目は、菅谷正巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の博多ステークス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。