カシワクエスト（1988年生、母カシワグローリー）
Kashiwa Quest
1988.04.03
カシワクエスト（1988年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコリムスキー（当時13歳）と交配したカシワグローリーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）サンコウ牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方42戦15勝2着6回。主な勝ち鞍は1993年の一般C1ハ。
経歴
デビュー前
石毛善衛厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1990年）
7月14日、デビュー戦は細川英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 小雨/良）に出走。馬体重は418kg。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。
7月29日、中1週で迎えた2戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。
9月15日、中6週で迎えた3戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。
10月14日、中3週で迎えた4戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。
11月4日、中2週で迎えた5戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。
11月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧之瀬幸夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
12月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧之瀬幸夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。
3歳（1991年）
1月12日、中4週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧之瀬幸夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。
1月27日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧之瀬幸夫騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。
2月17日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で牧之瀬幸夫騎手（5戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。
3月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で牧之瀬幸夫騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。
3月10日、連闘で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で牧之瀬幸夫騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。
11月24日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、吉田正寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオンスマッシュから2馬身半差の2着に敗北した。
12月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田正寿騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンスマッシュに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
12月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田正寿騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンスマッシュに1馬身半の差をつけて優勝
12月21日、連闘で迎えた16戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田正寿騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトネアローをクビ差制して3勝目を掴み取った。
4歳（1992年）
1月3日、中1週で迎えた17戦目は、初夢特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田正寿騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月19日、中1週で迎えた18戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、豊の国特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のドウカンステップに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
2月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田正寿騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジナミオーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
2月11日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田正寿騎手（6戦4勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
2月15日、連闘で迎えた21戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田正寿騎手（7戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチモパワーから1馬身半差の2着となった。
2月22日、連闘で迎えた22戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田正寿騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月2日、連闘で迎えた23戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田正寿騎手（9戦4勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月7日、連闘で迎えた24戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は高砂哲二騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月4日、中3週で迎えた25戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月13日、連闘で迎えた26戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオプトダイヤをアタマ差制して6勝目をつかんだ。
4月26日、中1週で迎えた27戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、沖縄県梯梧賞特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったモリユウパルから1馬身差の2着となった。
5月4日、連闘で迎えた28戦目は、ひばり特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は吉田正寿騎手（10戦4勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月25日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月1日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシークレットナイトをハナ差制して勝利をモノにする
7月11日、中5週で迎えた31戦目は、めじろ特別（中津ダート1760m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田正寿騎手（11戦4勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンスマッシュに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
8月14日、中2週で迎えた33戦目は、ひまわり特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月15日、中4週で迎えた34戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は高山伸一騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のショウナンタイガーに半馬身の差をつけて9勝目を獲得した。
10月3日、中2週で迎えた35戦目は、神無月特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（6戦4勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトネヒーローから約13馬身差の2着となった。
10月26日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は高砂哲二騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のショウナンタイガーに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。
11月28日、中4週で迎えた37戦目は、霜月特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高砂哲二騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウパルに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
5歳（1993年）
4月13日、約4か月半の休み明けで迎えた38戦目は、千場俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月26日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千場俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーカイウンから1馬身半差の2着となった。
5月11日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で千場俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のストックホールダーをクビ差制して勝利を手に入れた。
5月23日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2ハ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千場俊彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリキャメロンに半馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす
6月20日、中3週で迎えた42戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で千場俊彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノドラセナに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
7月4日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で千場俊彦騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタマオラをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。
8月24日、中6週で迎えた44戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で千場俊彦騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月5日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で千場俊彦騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月21日、中1週で迎えた46戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で千場俊彦騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月3日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1ハ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で千場俊彦騎手（9戦4勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月17日、中1週で迎えた48戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で千場俊彦騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月1日、中1週で迎えた49戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で千場俊彦騎手（11戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月29日、中3週で迎えた50戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で千場俊彦騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6歳（1994年）
4月11日、約4か月半の休み明けで迎えた51戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月27日、中1週で迎えた52戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は千場俊彦騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスノードンから1馬身半差の2着となった。
5月10日、中1週で迎えた53戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千場俊彦騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月24日、中1週で迎えた54戦目は、一般C1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千場俊彦騎手（15戦4勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。