カメリアイエロー（1998年生、母オーキッドピンク）

カメリアイエロー（1998年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュパトリオット（当時10歳）と交配したオーキッドピンクが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦5勝2着3回。2001年のサラ・クイーンカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2000年のタマモクロス特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

5月30日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月8日、連闘で迎えた2戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のハイランドハチローに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月26日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ3（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国信満騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で国信満騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノチャンプに5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月26日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのスペシャルウィーク特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で国信満騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた8戦目は、2歳オープンのタマモクロス特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で国信満騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のモガアルテスコに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月21日、中3週で迎えた9戦目は、2歳オープンのメジロライアン特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で国信満騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2001年）

3月3日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったレタセモアから3馬身差の2着となった。

4月7日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

5月4日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた13戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイエイカネノーから2馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳G3の関東オークス（川崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月13日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、3歳G3の名古屋優駿（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた16戦目は、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターポストマンに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、牝馬限定地方重賞のサラ・クイーンカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハナコスマイルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

9月16日、中7週で迎えた18戦目は、牝馬限定3歳G2のローズステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（7戦2勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

10月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、牝馬限定G3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（8戦2勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

11月15日、中4週で迎えた20戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、ひいらぎ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキホンザンから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上1000万下の中京日経賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（9戦2勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。