グレイスフルリープ（2010年生、母ラビットフット）

グレイスフルリープ（2010年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「優雅な跳躍」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時11歳）と交配したラビットフットが18歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。2018年のJBCスプリント(Jpn1)に勝利した他、2018年の東京スプリント(Jpn3)を制するなど、G1級競走1勝を含む重賞4勝を挙げた。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

9月8日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は534kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、スリーフォスターに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットでバテずに粘り続けて、最後は2着のニシノモンクスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月4日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したアースゼウスにクビ差届かず2着となった。

12月1日、中3週で迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のポインセチア賞（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に敗れた。

3歳（2013年）

4月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシゲルオウシザ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

4月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のジョバイロをクビ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

5月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

6月23日、中5週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の鶴見特別（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（5戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレギスを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

10月13日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上1600万下の藤森ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（6戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の西陣ステークス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（7戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

11月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上1600万下の貴船ステークス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（8戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではいい脚を見せられず15着に敗れた。

4歳（2014年）

1月12日、中7週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の羅生門ステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入った。

2月9日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上1600万下の河原町ステークス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（9戦3勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

3月16日、中4週で迎えた14戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の播磨ステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブロードソードに2馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

4月19日、中4週で迎えた15戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、G3のアンタレスステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着を確保した。

5月18日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上1600万下の安芸ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（10戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキョウエイアシュラにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上1600万下の大阪スポーツ杯（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（11戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、伸びてきたホクセツキングオー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた19戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の観月橋ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

12月7日、中5週で迎えた20戦目は、3歳以上1600万下の堺ステークス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上1600万下の妙見山ステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（12戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く粘り込んで、最後は2着のキングズガードをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5歳（2015年）

2月7日、中5週で迎えた22戦目は、すばるステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（13戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、レッドアルヴィスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中7週で迎えた23戦目は、コーラルステークス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（14戦4勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

10月12日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、グリーンチャンネルカップ（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニシケンモノノフに1馬身1/4の差をつけて久々の実戦をモノにした。

11月22日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた25戦目は、ハンデ戦でオープンの霜月ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったマルカフリートにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月27日、中4週で迎えた26戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2015ファイナルステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6歳（2016年）

2月14日、中6週で迎えた27戦目は、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったニシケンモノノフにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3月6日、中2週で迎えた28戦目は、ポラリスステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（15戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のポメグラネイトに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月2日、中3週で迎えた29戦目は、コーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（16戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

8月18日、約4か月半の休み明けで迎えた30戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（17戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のワンダーコロアールに4馬身の差をつけて重賞ウィナーの称号をゲットした。

9月15日、中3週で迎えた31戦目は、Jpn3のオーバルスプリント（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（18戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

12月25日、約3か月半の休養明けで迎えた32戦目は、2016ファイナルステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（19戦6勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

7歳（2017年）

1月29日、中4週で迎えた33戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

3月14日、中5週で迎えた34戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月14日、中8週で迎えた35戦目は、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（20戦6勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

8月16日、約3か月の休み明けで迎えた36戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

9月10日、コリアスプリント（大韓民国・ソウルダート1200m）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のPower Bladeに1馬身3/4の差をつけて9勝目を挙げた。

12月10日、約3か月の休み明けで迎えた38戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、G3のカペラステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月27日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた39戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のラブバレットに1馬身半の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手に入れた。

8歳（2018年）

3月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた40戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた41戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（4戦2勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のキタサンミカヅキに1馬身半の差をつけて3つ目の重賞タイトルを手に入れた。

5月30日、中5週で迎えた42戦目は、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

10月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた43戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

11月4日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた44戦目は、Jpn1のJBCスプリント（京都ダート1200m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマテラスカイをクビ差だけ差し切ってG1初挑戦初制覇を成し遂げた。