プリティネイム（2002年生、母スナークサカエ）

プリティネイム（2002年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「かわいい名前」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時7歳）と交配したスナークサカエが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）石川牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方39戦12勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の日高町建設協会特別(一般B2-1)。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額840万円（4.2万×200口）で一口馬主が募集された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月3日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-4（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のメルローズに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月31日、中1週で迎えた4戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンドレイアーから3馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中2週で迎えた5戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレッズボルテージに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月6日、中1週で迎えた6戦目は、Aiba千歳開設記念特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた7戦目は、アルファ特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のベストクエストに1馬身の差をつけて3勝目を収める

8月10日、中2週で迎えた8戦目は、メラク特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラベストダンサーから3馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中1週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のデネブ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた10戦目は、アルゴル特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテラノタイタンから3馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた11戦目は、天王星特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた12戦目は、おとめ座特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、がんばれ馬産地門別競馬特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスアスカに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月1日、中1週で迎えた14戦目は、鵡川ししゃも特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（9戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオールザパールに2馬身の差をつけて5勝目を収める

4歳（2006年）

4月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（門別ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るグリーンプラザを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて休養明け初戦を物にした。

5月5日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた16戦目は、カルビーポテト特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた17戦目は、トウカイテイオー賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、マイネルセレクト賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウィステリアノートを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

6月15日、中1週で迎えた19戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた20戦目は、寿かき美肌特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラドランマーベルに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

7月18日、中2週で迎えた21戦目は、ミラ特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラビッグレディから1馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中1週で迎えた22戦目は、SPAT4発売記念特別（旭川ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウヘリオスに2馬身半の差をつけて8勝目を手中に収めた。

8月15日、中1週で迎えた23戦目は、旭川ワンダーランド特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（10戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリブロードキャストに1馬身の差をつけて優勝

8月31日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦5勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、カコイーシーズ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた26戦目は、ヒシミラクル賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（6戦2勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた27戦目は、がんばれホッカイドウ競馬特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のムゼッタに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月25日、中1週で迎えた28戦目は、日胆農協青年部「絆」特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた29戦目は、日本軽種馬登録協会特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（12戦5勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るシルバーサーベルを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って制した。

5歳（2007年）

4月26日、約5か月半の休養明けで迎えた30戦目は、北海道日高装蹄師会特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（13戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた31戦目は、日高町建設協会特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（14戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコンテに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、シックスセンス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月21日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた33戦目は、カシオペア特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（15戦7勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた34戦目は、Aiba浦河周辺商店街組合特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、千歳市サーモンパーク記念特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月29日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた36戦目は、競馬総合チャンネル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（9戦3勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた37戦目は、ノーザンクロス特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（16戦7勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた38戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた39戦目は、北斗七星特別（旭川ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた40戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、レ・コードなまちにいかっぷ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた41戦目は、北海道産米ななつぼし特別（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。