ワイルドダンディー（1992年生、母ショウメイサクラ）
Wild Dandy
1992.03.09
ワイルドダンディー（1992年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフェアジャッジメント（当時8歳）と交配したショウメイサクラが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦11勝2着8回。1998年の東国賞(地方重賞)で2着に入った他、2000年のマーチ特別で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1995年）
10月14日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では超凡な末脚を披露し、4着に入り込んだ。
10月29日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では非凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた4戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。
12月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。
4歳（1996年）
9月28日、約10か月の休養明けで迎えた6戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、一般C4-8（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒサヨシフローラに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月10日、中1週で迎えた7戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノトップランに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
11月20日、中5週で迎えた8戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニッシンマイヒメに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。
12月13日、中2週で迎えた9戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコダマサーモンに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
5歳（1997年）
1月3日、中2週で迎えた10戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、やまどり特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月4日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のショーゲンハートに5馬身の差をつけて休養明け初戦を制した。
6月9日、中4週で迎えた12戦目は、シンビジュウム特別（足利ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（4戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月25日、中1週で迎えた13戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヨシポエムに半馬身の差をつけて6勝目をゲットした。
7月31日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤスノインターに3馬身の差をつけて7勝目をマークした。
9月13日、中5週で迎えた15戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウセイコーに4馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。
10月17日、中4週で迎えた16戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は見附正徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤスノウイニングに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
11月24日、中4週で迎えた17戦目は、ノベンバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモノイナズマから1馬身差の2着に敗北した。
6歳（1998年）
3月28日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（7戦6勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーロライナーからクビ差の2着となった。
4月26日、中3週で迎えた19戦目は、榛名山特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイパラダイスに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
5月30日、中4週で迎えた20戦目は、尾瀬特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（9戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーロライナーから4馬身差の2着に敗北した。
10月18日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、地方重賞の東国賞（高崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（10戦7勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワトニービンから半馬身差の2着となった。
11月28日、中5週で迎えた22戦目は、常陸牛特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（11戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノヴィガラスをクビ差制して勝利数を11に伸ばす
7歳（1999年）
1月3日、中4週で迎えた23戦目は、門松特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（12戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハートステイジから半馬身差の2着に敗北した。
7月25日、約7か月の休養明けで迎えた24戦目は、赤城山特別（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で水野貴史騎手（13戦8勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月23日、中8週で迎えた25戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で水野貴史騎手（14戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったギャロップカルメンからアタマ差の2着に甘んじた。
10月12日、中2週で迎えた26戦目は、もみじ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で水野貴史騎手（15戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカオライコーからクビ差の2着に甘んじた。
8歳（2000年）
1月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた27戦目は、少林山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で水野貴史騎手（16戦8勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミカツリュウから1馬身差の2着となった。
2月7日、中2週で迎えた28戦目は、立春特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で水野貴史騎手（17戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月6日、中3週で迎えた29戦目は、マーチ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で水野貴史騎手（18戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月20日、中1週で迎えた30戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、春分特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。