ケイドリーム（2000年生、母サーストンマイリー）

ケイドリーム（2000年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主のイニシャル＋夢」。毛色は栃栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時7歳）と交配したサーストンマイリーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）坂元牧場。戦績は、中央平地21戦0勝2着2回、地方15戦6勝2着3回。2003年の青峰賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、坂元牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、坂元牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、ダイヤモンドファームから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

渡辺和泰厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（2002年）

11月17日、デビュー戦は丸山侯彦騎手を鞍上に据えて、2歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は457kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイイオカカレンから3馬身差の2着に敗北した。

3歳（2003年）

1月2日、中6週で迎えた2戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマイティマックスをクビ差制して初勝利を挙げた。

1月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳オープンの睦月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた4戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の青峰賞（高崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったエマージングライトから6馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のチューリップ特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた6戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、中5週で迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエアゴーギャンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月29日、中1週で迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D1-1（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったドクタージェイドから1馬身差の2着に敗北した。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキャッチミーナウに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月25日、中5週で迎えた10戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカナハラリアルに8馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

7月24日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のバトルマジックランをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

10月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳戦の伊勢菊特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のオキザリス特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のラピーナジュノムをクビ差振り切って優勝

11月28日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井竜一騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた15戦目は、D.ボニヤ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

4歳（2004年）

1月18日、中2週で迎えた16戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の初春賞（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

5月8日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

6月26日、中4週で迎えた19戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったピッチサイドトークに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、シトラスブリーズに半馬身交わされて2着となった。

9月26日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田辺裕信騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた25戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（6戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（8戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

5歳（2005年）

7月17日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（9戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（10戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた31戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

6歳（2006年）

4月9日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

4月23日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた34戦目は、4歳以上500万下の文知摺特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（11戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（12戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

6月8日、中3週で迎えた36戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ水無月賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。