ギオンアトラス（1986年生、母スナークリーガル）

ギオンアトラス（1986年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時7歳）と交配したスナークリーガルが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方27戦12勝2着8回。主な勝ち鞍は1990年の天山賞(A1 A2)。

経歴

デビュー前

松田和要武厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1988年）

7月31日、デビュー戦は三小田幸人騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドラツキーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1989年）

1月4日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月29日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三小田幸人騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイチカツアラシに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で三小田幸人騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲスパークをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

3月19日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三小田幸人騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトセンリヨウに1馬身の差をつけて制した。

4月22日、中4週で迎えた7戦目は、C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で三小田幸人騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングイーグルから7馬身差の2着に敗北した。

5月7日、中1週で迎えた8戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のガリラヤに2馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエステイオーから5馬身差の2着となった。

6月19日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバールールに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月9日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のピンクダイトをクビ差制して制した。

8月6日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で古川哲也騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のチェスナットダイナに4馬身の差をつけて優勝

9月3日、中3週で迎えた13戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で古川哲也騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウジオウオをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

9月30日、中3週で迎えた14戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川哲也騎手（6戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカムイフアーストからハナ差の2着に甘んじた。

10月29日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で古川哲也騎手（7戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカンキョウスキーから2馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古川哲也騎手（8戦5勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイフトセイダイからクビ差の2着となった。

4歳（1990年）

1月7日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で古川哲也騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月21日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた18戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で古川哲也騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノハーモニーをクビ差制して制した。

2月18日、中3週で迎えた19戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で古川哲也騎手（11戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターカイソウから5馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で古川哲也騎手（12戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリベラルワールドに約14馬身の大差をつけて勝利数を11に伸ばす

6月17日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で古川哲也騎手（13戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカムイフアーストから4馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた22戦目は、鞍上は15戦連続で古川哲也騎手（14戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキマナードからアタマ差の2着に甘んじた。

8月5日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、天山賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で古川哲也騎手（15戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のカムイフアーストに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月16日、中5週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた24戦目は、G3のオールカマー（中山芝2200m 外回り曇/重）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は17戦連続で古川哲也騎手（16戦8勝）。17頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

5歳（1991年）

3月31日、約6か月半の休み明けで迎えた25戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、G2の産經大阪杯（京都芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた26戦目は、オーストラリアトロフィー（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた27戦目は、烏丸ステークス（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたダイタクウイナー決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

6月2日、中2週で迎えた28戦目は、グリーンステークス（京都芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田原成貴騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた29戦目は、桶狭間ステークス（中京芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田原成貴騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

6歳（1992年）

3月8日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、但馬ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた31戦目は、梅田ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

12月27日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた32戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（7戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7歳（1993年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた34戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（9戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた35戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で三小田幸人騎手（10戦4勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。