シーズアウーマン（2013年生、母フレンチリヴィエラ）

シーズアウーマン（2013年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「曲名」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時13歳）と交配したフレンチリヴィエラが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。主な勝ち鞍は2015年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、グランド牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

7月22日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメジャースピリットに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフルールカップ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

9月17日、中4週で迎えた3戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のイノセントカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ9（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ11（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのヤングチャレンジカップ3（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

3歳（2016年）

2月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

4月16日、中9週で迎えた8戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

5月29日、中5週で迎えた9戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

7月23日、中7週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

8月30日、中4週で迎えた11戦目は、北海道日高乳業ヨーグルッペ特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた12戦目は、優駿の里「安平町チーズ」特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエルブランシュを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月11日、中3週で迎えた13戦目は、サポーター550万人づくり特別（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したナリユキマカセに半馬身届かず2着に敗北した。

10月19日、連闘で迎えた14戦目は、北海道の馬文化応援自販機特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったリーダーズをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

11月9日、中2週で迎えた15戦目は、山葡萄特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペイルブルードットに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2017年）

4月18日、約5か月半の休養明けで迎えた16戦目は、水芭蕉特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、ヤマイチローガンに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた17戦目は、Ribbonシトロン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スセソールに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月17日、中1週で迎えた18戦目は、チューリップ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ティズドラゴンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月31日、中1週で迎えた19戦目は、マーガレット特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のイスズイーグルに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

6月28日、中3週で迎えた20戦目は、江差かもめ島まつり特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

8月23日、中7週で迎えた21戦目は、門別ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

9月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、「空知フェア」特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（11戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた23戦目は、芙蓉特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

10月18日、中1週で迎えた24戦目は、美唄産「雪蔵工房」新米特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で桑村真明騎手（13戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた25戦目は、しべつ牛乳特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で桑村真明騎手（14戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

5歳（2018年）

5月3日、約6か月の休み明けで迎えた26戦目は、キレートレモン特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、リベラに交わされて2馬身差の2着となった。

5月17日、中1週で迎えた27戦目は、ライラック特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マーケットレイズンに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月31日、中1週で迎えた28戦目は、マーガレット特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた29戦目は、中富良野町営ラベンダー園特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のクラシカルレディをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

6月28日、中1週で迎えた30戦目は、つぼ八特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、シニスターブレイクに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月12日、中1週で迎えた31戦目は、ひまわりの町ほくりゅう特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた32戦目は、王冠賞観戦バスツアー特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた33戦目は、門別ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で阿部龍騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

9月27日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた34戦目は、アポイ岳世界ジオパーク特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部龍騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

10月11日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた35戦目は、北海道えぞまつ特別2（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で阿部龍騎手（14戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月25日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた36戦目は、みついし花だより特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で阿部龍騎手（15戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月8日、中1週で迎えた37戦目は、シクラメン特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（15戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヒガシウィザードをクビ差振り切って5勝目を手に入れた。