ホワイトシルバー（1988年生、母テツトシルバー）

ホワイトシルバー（1988年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。1993年にNARグランプリサラブレッド年度代表馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のミルコウジ（当時6歳）と交配したテツトシルバーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は富岡弘。戦績は、中央平地1戦0勝、地方49戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は1993年の東京大賞典。

経歴

デビュー前

伊藤靖則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1990年）

4月26日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（帯広ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラクルガールから3馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月21日、中8週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉津代士騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉津代士騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

9月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（札幌(地)ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で千葉津代士騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエチゼンオトメに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月27日、中0週で迎えた9戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で千葉津代士騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で千葉津代士騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトカラーをハナ差制して2勝目を奪取した。

10月31日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（函館(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で千葉津代士騎手（10戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月10日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、荒山勝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイエボーイに半馬身の差をつけて制した。

3歳（1991年）

1月3日、中2週で迎えた13戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月25日、中7週で迎えた14戦目は、3歳戦の桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のすみれ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のさくら特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荒山勝徳騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月4日、中4週で迎えた17戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山吹特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月14日、中0週で迎えた18戦目は、3歳戦の紅ばら特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月2日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦のすずらん特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（6戦1勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

7月8日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、3歳戦の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（7戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のひまわり特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のカンナ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荒山勝徳騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングイーグルから4馬身差の2着となった。

11月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、一般B3五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で荒山勝徳騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月23日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた24戦目は、一般B3四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で荒山勝徳騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1992年）

1月10日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で荒山勝徳騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスコットキングからアタマ差の2着に惜敗した。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、九段坂特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で荒山勝徳騎手（13戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた27戦目は、仲春特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で荒山勝徳騎手（14戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマツザカリリに3馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

5月12日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、一般B2 B3（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で荒山勝徳騎手（15戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月15日、中4週で迎えた29戦目は、オーロラ賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で荒山勝徳騎手（16戦2勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月3日、中2週で迎えた30戦目は、スタールビー賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で荒山勝徳騎手（17戦2勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた31戦目は、トロピカルナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で荒山勝徳騎手（18戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた32戦目は、一般B2三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で荒山勝徳騎手（19戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月16日、中3週で迎えた33戦目は、スターサファイア賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で荒山勝徳騎手（20戦2勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドアタックに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月7日、中2週で迎えた34戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、エンプレス杯（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月13日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、一般A2（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた36戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（21戦3勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1993年）

1月18日、中4週で迎えた37戦目は、ベイサイドカップ（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（22戦3勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた38戦目は、ダイヤモンドレディ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（23戦3勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のチャームダンサーに3/4馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

2月26日、中2週で迎えた39戦目は、梅見月賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（24戦4勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のグランレノンに半馬身の差をつけて7勝目を手にした。

4月9日、中5週で迎えた40戦目は、卯月賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荒山勝徳騎手（25戦5勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた41戦目は、隅田川賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた42戦目は、ブリリアントカップ（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（26戦5勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィナーズステージから2馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた43戦目は、大井記念（大井ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（27戦5勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた44戦目は、クイーン賞（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた45戦目は、G3のオールカマー（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は荒山勝徳騎手（28戦5勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

10月27日、中4週で迎えた46戦目は、グランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（29戦5勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミキッカに3馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

11月30日、中4週で迎えた47戦目は、東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（30戦6勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグランサーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

12月29日、中3週で迎えた48戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（31戦7勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のタイコウストームに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

6歳（1994年）

4月12日、約3か月半の休み明けで迎えた49戦目は、帝王賞（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月23日、中9週で迎えた50戦目は、大井記念（大井ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（32戦8勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーブルウイナーからクビ差の2着に惜敗した。