パイナ（2018年生、母リトゥルスター）

経歴

デビュー前

3歳（2021年）

3月14日、デビュー戦は井上敏樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

5月16日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着を確保した。

6月16日、中3週で馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた3戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のムーンストーンフラワー賞（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月31日、中5週で迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着を確保した。

8月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

10月13日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のスピア賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったシャウトに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中8週で迎えた7戦目は、雷雪賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャウトを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

4歳（2022年）

2月16日、中8週で迎えた8戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、アメジストダッシュ（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、レイジングリヴァーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月15日、中7週で迎えた9戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、ハナミズキスプリント（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月13日、中7週で迎えた10戦目は、風神賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原周馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミトノマジックを鬼脚で3/4馬身差し切って下馬評通りの実力を証明した。

7月23日、中5週で迎えた11戦目は、夏の陣ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原周馬騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のハクアイゴジローを半馬身振り切って制した。

8月22日、中3週で迎えた12戦目は、オーガストダッシュ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原周馬騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

9月29日、中4週で迎えた13戦目は、馬い!八幡平バイオレット記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で新原周馬騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、ヴィスコンティに交わされて3馬身差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた14戦目は、快翔賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で新原周馬騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月12日、中8週で迎えた15戦目は、闘魂賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で新原周馬騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。

5歳（2023年）

1月18日、中4週で迎えた16戦目は、睦月スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で新原周馬騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず最後はキャンプファイヤーと並んで8着同着となった。

3月13日、中7週で迎えた17戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた18戦目は、駿逸賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた19戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ばらで輝くまちあやせ記念（川崎ダート900m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月22日、中6週で迎えた20戦目は、R.クアトロ騎手を鞍上に迎えて、雷鳴賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のフェデフルールに3馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

10月10日、中6週で迎えた21戦目は、大磯らしい潤いづくり賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったサンエイヴィクターに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中3週で迎えた22戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、剛塊賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月29日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、馬い!淡路玉ねぎうしろ農園発売記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

6歳（2024年）

1月29日、中8週で迎えた24戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、雷鼓賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマンジュを3/4馬身振り切って5勝目を手に入れた。

3月11日、中5週で迎えた25戦目は、これからも「遊びを、まん中に。」賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月7日、中7週で迎えた26戦目は、小田原あんこうカレー特別（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた27戦目は、雷鳴賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた28戦目は、秦野たばこ祭記念（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したデーレーラプターを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月9日、中8週で迎えた29戦目は、流鏑馬賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドロットニングを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月30日、中2週で迎えた30戦目は、さそり座ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上はR.クアトロ騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。