サンダーゼウス（2019年生、母サクラヴァニータ）

サンダーゼウス（2019年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラゼウス（当時15歳）と交配したサクラヴァニータが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡スタット。2024年のスパーキングスプリントチャレンジに勝利した他、2024年のスパーキングスプリントチャレンジ(一般)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐々木国明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

7月22日、デビュー戦は小野楓馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた2戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の平取中応援ファンファーレ賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のステップオンに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったローズティアラに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の道の駅樹海ロード日高賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、グレンノハナにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月7日、中1週で迎えた6戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

10月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、2歳戦の浦河町銀聖・いくら海の幸賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

12月14日、中6週で迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアリジゴク特別（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3歳（2022年）

1月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の一富士特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

4月27日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、3歳戦ののびのびシティさいたま市賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のツインティアラに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月16日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のアウラー特別（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

6月16日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のヴィントシュトース賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のライトニング賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

8月5日、中4週で迎えた14戦目は、3歳戦のシュテルン賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブレイブゼウスを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月28日、中2週で迎えた15戦目は、豪傑賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではひたひたと前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のレスールドマカロンをクビ差振り切って4勝目を手にした。

9月12日、中1週で迎えた16戦目は、斬撃賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

4歳（2023年）

2月27日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた17戦目は、愛川町への次の移住者はアナタだ!記念（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るライヴトパーズを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて休養明け初戦を制した。

3月14日、中1週で迎えた18戦目は、マーチスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で森泰斗騎手（10戦4勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた19戦目は、勇気凛凛賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で森泰斗騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のモンゲーハガネに1馬身半の差をつけて6勝目を収める

5月2日、中3週で迎えた20戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、フロックススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた21戦目は、紫電一閃賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（12戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトリプルフォーに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

6月14日、中3週で迎えた22戦目は、一騎当千賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（13戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のプリモジョーカーを3/4馬身振り切って制した。

7月7日、中2週で迎えた23戦目は、あふれる甘さをお届け!菜速あやせコーン杯（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（14戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のゴールデンオパールを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

7月29日、中2週で迎えた24戦目は、快刀乱麻賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（15戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた25戦目は、やまなみ五湖「津久井湖」賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（16戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のノボベルサイユに3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

9月15日、中2週で迎えた26戦目は、かわさきジャズ2023開催記念（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（17戦9勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイカプチーノをハナ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

10月12日、中3週で迎えた27戦目は、柿生スプリント（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（18戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

5歳（2024年）

3月13日、約5か月の休養明けで迎えた28戦目は、景星鳳凰賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（19戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた29戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた30戦目は、疾風迅雷賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（20戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた31戦目は、スパーキングスプリントチャレンジ（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（21戦10勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のアルバミノルに4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

6月11日、中4週で迎えた32戦目は、川崎スパーキングスプリント（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（22戦11勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

7月22日、中5週で迎えた33戦目は、ナデシコスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

9月5日、中5週で迎えた34戦目は、明鏡止水賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（23戦11勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

10月10日、中4週で迎えた35戦目は、柿生スプリント（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（24戦11勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアイゴールドを半馬身振り切って勝利数を13に伸ばす

11月27日、中6週で迎えた36戦目は、船橋記念（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。